女性のウェルネス課題を解決し支援していく動きが盛んになってきている昨今。
フェムテックの情報をまとめて得ることができ、自分で選び取り実行することのできるイベントが開催されます。
2019年からスタートしたこのイベントは、オンラインを含めると50回以上、リアル開催は4回目を迎えます。パートナー企業は多岐にわたり、国内外約60企業。様々な角度から「フェムテック」について知ることができるイベントになっています。
イベントで体験できるのは「ワクワク」して「学び」、何かを「持って帰る」こと
会場はいくつかのエリアにわかれていて、それぞれ異なった体験の場を提供。
知的好奇心が刺激される「ワクワクする」エリア
世界中から集められた最新のフェムテックアイテムを、トレンドキーワードと共にご紹介。
すでに日本で実際に購入することが可能な商品やサービスもあります。
自分を「見つめ直す」学びのエリア
ハッとさせられるような気づきをくれるモノや考え方との出会いを、手伝ってくれる学びのエリア。自分の潜在的な思いに気づいたりすることもあるこのゾーンでは、心理的安全性を保つためにテーマごとに周囲を布で囲い、安心して過ごせる工夫を準備しているそう。このエリアではOurAge世代のウェルネス課題のひとつ、更年期についても学べます。
何か自分にできることを見つけて「踏み出してみる」エリア
情報を得たら次はアクション。一歩踏み出すために背中を押してくれるようなワークショップも開催されるそう。豪華ゲストによるトークセッションは、誰でも参加できます。
更年期世代に向けて「眠り」についてのセッションは、モデルの結城アンナさんが登壇。詳しくは公式サイトで。
会場内でいくつかのチェックポイントを達成すると、帰りに豪華プレゼントがたっぷり10個以上も詰まったギフトバッグがもらえるチャンスも。
イベントで紹介されるフェムテックアイテムを、少しだけご紹介
生活に寄り添い、これがあったら便利、安心できる、快適に過ごせるための最新フェムテックを、いち早くチェックすることができるのがこのイベント。
すでに通り過ぎてきた体験に関するフェムテックでも、知的好奇心を刺激されます。日本未発売のものを見ることができ、なるほど!と膝を打つような数々のアイテムたち。フェムテック市場は、思いやりに満ちた発明の宝庫です。
早産を検知するナプキン「Smart Pad」(Rea Diagnostics)
ナプキン(パッド)をつけるだけで、早産のリスクを検知してくれるアイテム。パッド内のマイクロチップが、早産の可能性がある際に分泌されるタンパク質を検出し、アプリでお知らせしてくれます。
目の不自由な方の生理をサポートするデバイス「Flowsense」(Flowsense)
視覚障害のある女性は、利用しやすい生理用品が少ないため、生理のケアを他人に頼ることになり、不安感や衣服が汚れることへの恐怖感が大きくなることが多い傾向にあります。使い捨ての試験紙を生理用ナプキンや下着に取り付けることで、デバイスがpH値を測定し、経血と膣分泌物を判別。
次世代スマートIUD「IUB® Ballerine® 」(OCON Healthcare)
女性の解剖学的構造にヒントを得て作られたホルモンフリーの避妊具。医師の手で子宮に装着して用います。長期間着用でき、銅ベースで作られています。
ここで紹介したのは、ほんの一部。あとは、ぜひイベント会場で!
40代~50代のOurAge世代が、フェムテックに興味を持ち実行することで、自分たちのウェルネスにつなげ、後輩たちにも引き継いでいきましょう。
■「Femtech Fes!」概要
開催期間:2024年2月9日(金)〜11日(日)
開催場所:六本木アカデミーヒルズ
入場料:無料
※当日受付もありますが、来ていただいた時間によっては混雑で入れない可能性があるため、事前の来場予約をおすすめいたします。
主催:Femtech Fes! 実行委員会