LCC直行便利用でステイはラグジュアリー
メリハリ旅で南の島セブへ
こんにちは小野アムスデン道子です。成田から直行だと往路約5時間半、復路約4時間半と気軽に行けるフィリピンのセブ。料金の安いLCC(ローコストキャリア)のセブ・パシフィック航空の直行便で行って、その分、宿泊はラグジュアリーな「デュシタニ マクタン セブ リゾート」にステイすることにしました。
セブ・パシフィック航空は、セキュリティを通過後に購入した飲食なら持ち込み可だったり、フライト途中に賞品の出るクイズがあったり、なかなか楽しいフライトなんです。ユニフォーム姿のCAの皆さんもとてもフレンドリー。
LCCのセブ・パシフィック航空で快適なフライトを楽しむためのコツをいくつかご紹介します。まず、機内持ち込みサイズの手荷物7kgまでは無料ですが、受託手荷物やそれ以上の重さの手荷物、複数持ち込みなどは有料になります。そうは言っても7kgでは無理という場合は、事前にオンラインでプラス分を購入しておいた方が安く済みます。事前にオンラインチェックインをしておけば別カウンターでチェックインができ、そちらの方がたいていすいていますから、ぜひ事前オンラインチェックインを。ゲートから飛行機まではバスで向いますので、ゲート〆切り時間に遅れないように。
飲食物については、セキュリティエリア通過後に買い求めたものは基本持ち込みOK。しっかりした食事はオンラインでのプレオーダーのみ対応ですが、機内でスナックやカップラーメンは購入できます。フィリピンの郷土食チキンアドボ(鶏の醤油、酢、砂糖煮込み)など一部ホットミールも機内メニューにあります。。プレオーダーミールは、フィリピン料理や中華、パスタ、サンドイッチなどメニューも幅広くいろいろ。私は牛肉のガーリック醤油炒めとフィリピンの主食ガーリックライス添を試してみましたが、なかなか美味。アップルティー付でした。
一番前と脱出口並びの席のみ足元に少し余裕がありますが、ビジネスクラスはなく、すべて同一クラス。エンターテインメントやブランケットはありませんが、フライトの途中にゲームがあって、クイズに一番早く正解した人には景品が出るので注目。機内販売でリユーザブルのボトルやストローが売られていたり、カトラリーはカッサバの木でできていたり、環境配慮をしているところもいいですね。
セブ・パシフィック航空
https://www.cebupacificair.com/
「デュシタニ マクタン セブ リゾート」は、タイの名門「デュシットホテルズ&リゾーツ」系列で、白砂のビーチフロントに建つ272室のリゾートホテルです。西海岸にある数少ないホテルで、100mあるインフィニティプールからは空一面を染める夕日が眺められます。
シービューの部屋なら、プライベートバルコニーからも海が一望できます。
タイのホテルなので、メインダイニングのコンテンポラリータイレストラン「ベンジャロン」で本格的なタイ料理を楽しむことができますが、オールデイダイニングの「シーブリーズ カフェ」もビュッフェが充実していて、朝、昼、夜と内容が変わって飽きません。例えば、朝にデニッシュやペストリーがずらりと並ぶコーナーに、昼からは豊富なデザートが並びます。
そのほか朝から洋・和、韓国、フィリピンと様々なアジアの料理がメニューを変えて並び、目の前で作ってくれる人気のヌードルコーナーは一日中食べられます。
和食には天ぷらや寿司、フィリピン料理には魚の丸揚げ、仔豚の丸焼きと豪勢なお料理も。
ロビーラウンジで、午後にはアフタヌーンティーも。
ホテルでゆっくり寛ぎたい派には、海にそのまま泳ぎ出られそうなインフィニティプールでゆっくりするのもよし、全室にシャワールームとマッサージエリアを備えた「ナムスパ」でのトリートメントもおすすめ。熟練のセラピストがタイの優雅なおもてなしで迎えてくれます。
タイ古式やボディスクラムはじめアンチストレスのための背中のケアやフットマッサージなど部分に特化したトリートメントなどメニューが豊富。タイのボディケアのテクニックやアロマセラピーを使用して心身を整えてくれます。
夕方には、プールサイドの「サンセットバー」で、セブ島随一の夕陽を眺めながらカクテルでも。
毎晩、生演奏があり、フィリピンの家庭料理である煮込み料理のアドボやシシグなど食事も充実しています。
デュシタニ マクタン セブ リゾート
https://www.dusit.com/dusitthani/mactancebu/ja/
セブで常夏の島々を満喫したい人は、アイランドホッピングへ。日帰りで2島から3島を巡りながら、船上BBQや海洋保護区でのスキューバダイビングなどを含むツアーも。11月から5月はコンディションがよければホテルのボート乗り場から出発(そうでない時は車で30分の乗り場へ送迎)もできます。
私が訪れたのは白砂のビーチ、教会や小さな村のある美しいパンダノン島、海洋保護区で魚がいっぱいるヒルトゥガン島。
完全に顔を覆うタイプのマスクを使用するシュノーケルでは、普通に息ができるのにびっくり。周りに寄ってくる魚と戯れることができて、南の島の海を満喫することができました。
また、リゾートや空港のあるマクタン島からセブ島に車で渡れば、フィリピン最古の教会「サント・ニーニョ教会」や探検家マゼランが王女に贈ったサント・ニーニョ像(幼きイエス像)や箱に納められている木製の十字架(マゼラン・クロス)を見ることができます。1521 年にマゼランが最初に到着したフィリピン諸島の島がセブだったのです。
ダウンタウンの大きなショッピングモール「アラヤモール」には、お土産を買うのに最適なスーパーマーケットも。これらショッピングモールには、リゾートからのシャトルバスも出ていますが、交通渋滞には要注意。特に金曜日など片道2時間かかってしまうこともあるので、余裕を持ってスケジュールを組みましょう。
海に島。白砂のビーチに絶景の夕陽と気軽に行けてラグジュアリーなリゾートを満喫できたセブの旅でした。