こんにちは小野アムスデン道子です。紅葉の時期、賑わいが戻って来た京都に行って来ました。
初冬の京都は落ち着いて、旬の美味もあれこれ。そして、鴨川に面した客室から東山を望む唯一無二の美しいビューが堪能できる、「ザ・リッツ・カールトン京都」のスパで新しいスカルプケアのプログラムがあると聞き、これはチェックせねばと思って体験してきました。
「ザ・リッツ・カールトン京都」のスパは、今まで何度となくご紹介しているのですが、とても落ち着く上質感のあるファシリティ、丁寧な施術、使用しているプロダクツなど、さすが5ツ星という満足度。それでいてエッセンシャルオイルの香りにうっとりさせられるリラクゼーション・マッサージが60分で21,505円と、お手頃なメニューもあるのが嬉しい!
今回、トライしたのは「バイオプログラミング スカルプ スパ」で、60分 27,000円。頭皮を解きほぐし、デコルテ・肩まわり・首を集中的にケアしてくれて、自律神経の乱れや血流の滞りも緩和されるそう。使用しているのは、髪が整うレプロナイザーが有名な、リュミエリーナ社のヘアケア&スカルプケアの製品です。
まずは自分で軽くシャンプーしてから、ローションで施術してもらう頭皮のマッサージがとにかく気持ちよかったです。そして驚いたのは、頭が小さくなったように感じたこと。頭皮というより、頭全体がきゅっとしまった仕上がりになりました。施術後は、乾かした後の仕上がりがよいと評判の同じくリュミエリーナ社のドライヤー「レプロナイザー7D Plus」でセルフブロー。1時間ですごくリフレッシュしました(料金にはいずれも消費税とサービス料込み)。
スパの後は、クラシックモダンのイタリアン・ダイニング「ラ・ロカンダ」のディナーへ。料理長井上勝人シェフは、ミシュラン1ツ星にも輝いた「ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン」で料理長を務めていたという逸材です。
まずは、フルーティでアロマと爽やかさが際立つ、イタリアのフランチャコルタ・キュヴェ・プレステージ でスタート。ミニトマトのカブレーゼと、続いて出たボタンエビ・毛ガニ・カンパチの黒米のサラダ仕立てから最高の取り合わせ!
そして、シグニチャーのキャビアがたっぷりのったプラッターチーズのラビオリには、海苔とバターのソース。イタリアンに日本的な味わいの海苔がこんなにも合うなんて、と驚かされた一品でした。
スカルプケアですっきりと別人になったかのような気分。そして、スパークリングと極上のイタリアン。生き返った気分の味わえる1日でした。
取材・文 / 小野アムスデン道子