こんにちは小野アムスデン道子です。
軽井沢に今年開業したライフスタイル・ブティックホテル「ホテルインディゴ軽井沢」は、軽井沢駅からシャトルバスで約5分の近さ。ですが、緑に囲まれて木材を基調にした建物は、別荘地軽井沢にふさわしい佇まいです。暖炉のあるロビーフロアには外光が注ぎ、木立を抜けるように渡り廊下でスパ棟や客室棟と繋がっています。
この「ホテルインディゴ軽井沢」のスパは、タイの植物をベースにしたナチュラルスキンケアプロダクツと、タイの伝統を生かしたホリスティックな手技に定評のある「HARNN(ハーン)」。
スパエリアを包むうっとりするような香りに、気分は別世界です!新しいラインの紺色のボトル「ジュニパーアトモス」も販売中です。ベルガモット、オレンジ、ジュニパーベリー、ブラックペッパー、ナツメグ、シダーウッドなど、様々な香りが重なって一つのハーモニーを奏でているよう。素晴らしい香りでした。
施術は、マッサージ・セラピーの中から「アロマティック タイ ボディマッサージ」をお願いしました(60分 22,000円、90分 27,700円 税・サ込み)。
まず、フットリチュアルのボディスクラブを、粒子の細かさが違う2種類から選びます。次に、マッサージオイルの香りをジャスミン、ココナツオイル、シンポポゴン(レモングラス&ラベンダー)の中から選びます。
ライスブランオイル(米ぬかなどに含まれる油分を精製したオイル)をキャリアオイルとして使用しているマッサージオイルは、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富。背中のお手入時に、このオイルと爽快感のあるメントールやブラックペッパーを含むバームとを馴染ませて使うのがユニークでした。いい香りのする部屋で、ストレッチとリンパをしっかり流す手技で、施術後は心身ともに軽やかに。
スパ棟には、炭酸泉露天風呂のほかサウナや水風呂も備えている大浴場があるので、できれば、ゆっくりと大浴場で身体をほぐしてから施術を受けるのがおすすめです。
天井が高くスタイリッシュな空間のオールデイダイニング「KAGARIBI」。ディナーでは、信州産の牛や豚などの薪火グリル料理や、軽井沢の地野菜をふんだんに使ったサラダなど、地元食材にこだわったイタリアンを信州産ワインと合わせて。
古くから欧米人の間でも別荘地として愛されて来た軽井沢らしく、部屋は洋と和がモダンに融合したデザイン。軽井沢在住のオーストラリア人版画家の作品が壁を飾ります。朝起きるとテラスが朝靄に包まれ、しばし“軽井沢感”を堪能しました。
軽井沢でのスパとゆっくりした時間は、何よりの贅沢でした。