こんにちは小野アムスデン道子です。六本木ミッドタウンの上層階からの眺めも素晴らしい、ラグジュアリーなホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」。都心で素晴らしく幸せな気分になれるこちらのスパには、手足とネイルに特化したトリートメントがあるのです。
特に新しいフットケアトリートメントは、爪はピカピカ、足もスッとして、リゾートシーズン前には絶対のおすすめ。その内容と、1日5回ものフードプレゼンテーションを絶景で楽しめるクラブラウンジなどもご紹介します。
46階にあるザ・リッツ・カールトン東京のスパでは、シグニチャーの英国発スパプロダクツ「ESPA」を使ったボディマッサージやフェイシャルが有名ですが、2021年からオープンしている「ぺディ:マニ:キュア スタジオ バイ バスティアン・ゴンザレス」 では、国内では珍しいポディアトリスト(足医学専門家) によるトリートメントが受けられるのです。
ポディアトリスト(足医学専門家)とは、単なるフットケアだけではなく足の角質や乾燥した皮膚を除去し、有機溶剤等を使用していないパールの粉などを用いて 、自然な輝きのある健康な爪を蘇らせるスペシャリスト。靴文化の古いフランスなど欧米諸国では広く知られています。ここでは、世界的なポディアトリストである、バスティアン・ゴンザレス氏が独自のアプローチで考案したフットケア美容を受けることができるのです。
今回、体験したのは開業1周年で新しく始まった「アルティメット・フットケア (90 分)」。デスクに置かれた様々な施術用具を駆使して、フランス人ポディアトリストのブノワ・ペリエ氏が、ネイルトリートメント、バスティアン・フットケアとフット&レッグマッサージと、トータルにケアしてくれます。
まずは、ネイルから。ハサミできれいに長さを揃えて、器具を使って表面を整えるバッフィング。この爪磨きがものすごく気持ちいい!寝てしまうお客様もいらっしゃるのだとか。
さらに甘皮を取ってから、さらに表面をシャイナーで磨きます。この時点で、自分の爪とは思えないほどきれいで、特に色がピンクに変わっているのに驚き!シャイニーな輝きは6週間はもつとのことで、アルガンオイルなどでケアし続ければ、爪の色も保てるので「リゾートシーズン前に1回はこのケアをするのがおすすめ」だそう。
その後にウオノメやタコのお手入れも。コロナ禍でハイヒールを履いて出かける機会が減ったせいか「今の状態はいいですね」と言われ、ドリルマシンなどで軽くお手入れ。これがまた気持ちいい。足指のマッサージをすることでウオノメやタコも改善するそうで、そんなお手入れアドバイスを聞きながら、最後はレッグマッサージをしてもらい、うっとりとした90分を過ごしました。
何より、施術後のピンクの爪とすっきりした足先の変身ぶりに感激。35,928円(税・サ込み)ですが、ペディキュアなしで、自信をもってサンダルを履けるようになることを考えると、十分にバリューがあります。
ザ・リッツ・カールトン東京のスパトリートメントには、サウナやホットなどの充実した温浴施設を楽しめるヒートエクスペリエンスを含むので、1時間ほど利用して身体を整えてからトリートメントを受けると、癒し効果もさらに増します。
都心を望む絶景ジェットバスもあるプールは宿泊者限定。この際は、宿泊もして生き返るような休日を過ごすなら、そのままお泊まりしては。クラブラウンジ利用も含めると、究極の贅沢なおこもりが実現できます。
クラブラウンジでは、チェックインの時間帯に3段のトレイで楽しめるアフタヌーンティー、ディナー前のオードブル、夜にスイーツ&コーディアル、朝食、そしてチェックアウト前後に軽食と、なんと1日5回ものフードプレゼンテーションがあります。
アフタヌーンティーをゆっくり楽しみ、スパやひと泳ぎ。きらめく夜景に見とれながら杯を傾けて、お部屋のベッドへ。朝のお目覚めも素晴らしい眺めと共に。ゆったり過ごせる、究極の都心の贅沢旅です。