こんにちは小野アムスデン道子です。世界的に有名なスパやホテルを展開するバンヤンツリー・グループが、京都に2軒のホテルをリブランドで同時オープン。それぞれ、世界初の新スパが入ったり、ウェルビーイングをテーマにした新ブランドホテルと聞いたら、これは行かずにはおられません。
まずは、京阪三条駅から歩いて1分、鴨川のほとりに佇む「ダーワ・悠洛(ゆら)京都」。和と洋が出会った時代”大正ロマン”をオマージュしたインテリアが、京都の雰囲気に合っています。1階のネストというラウンジでは、デトックスウォーター、お茶、コーヒーなどドリンクとスナックが無料で置かれ、24時間オープン。
ここに世界初となる「8LEMENTS SPA(エレメンツ・スパ)」が誕生。バンヤンツリー・グループ独自のウェルビーイング8本柱を意味する「8」と、無限のシンボル「∞」、自然や人が本質的に必要とする「Elements(要素)」を掛け合わせて名づけられた、新しいスパブランドです。
タイのバンヤンツリー・スパ・アカデミーからインストラクターも来日。厳選されたナチュラルオイルを使ったマッサージ、本格的なタイ古式マッサージなど、高い技術のトリートメントを受けることができます。
オイルを使わないタイ古式では、セラピストの体の重みを生かしたストレッチが心地よくもあり、硬くていつもコチコチの体がなんだか柔らかく動きやすくなったように思えます。また、丁寧なコンサルテーションで、筋肉の深いところに働きかけるオイルマッサージは、終了後に凝った身体が軽くなったように感じられました。
いずれも 27,000円 (90分)、19,000円 (60分)。デコルテやヘッドなど悩みのある部位などにフォーカするマッサージは手頃にトライできます。10,500円(30分)。
和モダンな客室には、エスプレッソマシーンもあって、小上がりでくつろげます。ただしスイート以外はシャワールームのみ。京都ではラグジュアリーでゆったりした滞在をという人には、世界遺産である元離宮二条城の目の前にオープンした「ギャリア・二条城 京都 」がおすすめ。
美しい庭園を望む禅をモチーフにしたロビー、全室40㎡以上で鏡面仕上げの壁に朱塗りのインテリアが映える客室25室のみの、ラグジュアリーなホテル。ウェルビーイングをテーマにした部屋では、エクササイズ用具やヨガマット、瞑想のためのシンギングボウルのレンタルまで。心身ともに整う休日が過ごせそうです。