こんにちは小野アムスデン道子です。
5月8日からコロナが5類に移行。そろそろ海外旅行と考えている方向けに、日本に一番近い米国本土、シアトルのとっておき旅をご紹介します。
シアトルへは、2023年5月現在、JALが成田から、ANA・デルタ航空が羽田からデイリーに直行便を出していて、およそ往路は約9時間、復路は約10時間です。シアトル・タコマ空港は、広々と明るい国際線到着エリアが昨年の春に新設オープン。
空港からシアトル市内までは、タクシーで約30分ほど、電車(リンクライトレール)や路線でも行けて便利(約40分)。シアトルは海、湖、森と自然に囲まれていて、高層ビルが立ち並ぶ市内からすぐの郊外にリゾートやワイナリーがあるのも魅力です。
市内から車で約30分、ナイアガラ滝を上回る81mの落差を誇るスノコルミー滝。絶景のセイリッシュ・ロッジ&スパは、滝を見下ろすように立っています。この滝とロッジ、どこか見覚えが…。ここは、90年代に人気を誇った米ドラマ「ツイン・ピークス」に”グレート・ノーザン・ホテル”として登場していたんです。
眺望のよいダイニングでのランチの盛りつけが豪華!特に感心したのがこのチーズプレート。ハードとソフトのチーズ、ナッツ、ドライフルーツ、オリーブにクラッカーそしてマスタードディップとジャム。それに、生ハムも。色合いを考えて、隙間なく大きなボードにのせれば、とっておきのおもてなしになりますね。
宿泊は、シアトルの北東にあるセント・エドワード州立公園内のザ・ロッジ・アット・セント・エドワード・パーク。元神学校をリノベーションしていて、ロマネスク風建築の建物の中に入ると別の時代にタイムトリップしたかのよう。理髪店を改装したバーもとても雰囲気があります。
トリートメント前後に利用できるリラックススペースがゆったりしたスパは、屋外にファイヤーピットも。焚かれた火がきれい。
ローズウッドやサイプレイスなどの樹木系アロマオイルを使ったリラクゼーションマッサージは、筋肉の深くにきくゆっくりしたストロークといい香りで森林に包まれた気分になりました。
このホテルのある周辺から、シアトル市内に通勤する人もいるのです。市内では、ダウンタウンのタワー「スペースニードル」からの絶景や、ガラスアートの美術館「チフーリ&ガーデン・アンド・ガラス」の美しい作品など、こちらも見どころたくさん。
ガラスアートの美術館「チフーリ&ガーデン・アンド・ガラス」の中から見えるのは、シアトルのアイコン「スペースニードル」です。自然も都市もアートもさまざまに楽しめるシアトル。夏休みの滞在先に、ぜひご検討を。
取材協力/Visit Seattle コーディネート/松田京子