冬に恋しくなる南国リゾート。国内で離島まで足を伸ばしてみるのはいかがでしょうか。白砂のビーチとコバルトブルーの海、ヤシの葉が揺れる森に囲まれて過ごせる「星野リゾート リゾナーレ小浜島」で、おひとり様ステイを満喫してきました。
星野リゾートのリゾナーレと聞くと、子連れ家族旅向けのリゾートでは?と思われるかも。確かに子どもも参加できるアクティビティや、好きなものを選べるビュフェが充実しているという点などはその通りです。一方で、ゆったりした客室、冬でもゆっくりできる温水プール、上質なスパなど大人向け、しかもおひとり様でも存分に楽しめるポイントも。無料のアクティビティもいろいろあって満喫できるのです。
石垣島離島ターミナル(空港からノンストップ30分、500円の直行バスあり)から定期高速船で25分。そこからは無料シャトルバスで10分の「リゾナーレ小浜島」。到着までの海を渡るひと手間が“リゾートに行くぞ!感”があって楽しい。
屋外にジェットバスやプライベートプールまであるロイヤルスイートは95㎡は日本離れしたラグジュアリーな客室ですが、全室スイートで53㎡以上あるので、こんなラグーンを見下ろすテラスやデイベッドで寛ぐだけで、もうリゾート感に満たされます。
2つあるプールのうちビーチを望むプールは加温されているので冬でも楽しめ、疲れたら休憩所のBooks&Cafeで無料サービスのドリンクを片手に海を見ながらくつろぐことも。ハーブやアロマオイルを使って作るバスソルト、南国ならではのリゾートドレスのレンタル、外に出た後にうれしいアイスキャンデー、敷地内を疾走できる電動キックボード、これらすべて無料!
電動キックボードは初挑戦でも乗り方を詳しくレクチャーしてくれるので、ヘルメットを借りて走れば、爽快感がやみつきになりそう。これでビーチの方にもお出かけできます。白砂ビーチのハンモックでまどろむのも南国リゾートならではの時間。
夕食はライブキッチンで作られる、できたて料理も楽しめるビュッフェレストランで。この日は、ローストビーフやゴーヤ、島にんじんの天ぷらが登場。長命草のジェノベーゼ、水揚げ量の多いマグロのぶつ切りなど、沖縄らしい食材を使った料理がいっぱい並びます。パッションフルーツジュースなどソフトドリンクやデザートも。
無農薬のハイビスカスや月桃など、トリートメント用コスメの素材の良さと、手わざの確かさに驚かされたのが「リゾナーレ小浜島スパ」。全身を心地よいリズムのマッサージでほぐしてくれて、生き返った気分に(90分、21,500円〜)。
夜、マッサージを受けてぐっすり眠ったら、朝からもりもり元気に食べられました。名物の黒糖フレンチトーストに夕食でもサービスされているマリア乳業のソフトクリーム。さっぱりしているのにとてもミルキーです。
干潮の時だけ現れる幻の島へ渡ったり、シュノーケリングやダイビングなどのオプショナルツアーもさまざま。究極のくつろぎ旅もアクティブ旅も、お好みで楽しめるリゾートなのでした。