最近、カジュアルな服装が多く、あまりアクセサリーを着けないという人が増えているよう…。
私もそんな一人で、靴は歩きやすいスニーカー、スカートよりパンツスタイルという日々で、ほとんどアクセサリーを着けていない京都暮らしです。
そんな日常のある日、「京都市京セラ美術館」や「みやこめっせ」「岡﨑公園」「平安神宮」など、文化施設が集まる岡崎エリアから、トコトコ、鴨川に向かって、二条通を歩いていて、ふと立ち寄ったのが、「クラフト陀俐」。
シルバージュエリー、彫金工房、天然石、パールの看板に誘われ、店内へ。
そこで、シルバーのリングやイヤリングなど、20代の頃、よく着けていた銀製の大振りのアクセサリーが、まず目に留まりました。
このお店は、ジュエリー作家の小池洋子さんの工房兼ショップ。長年、宝飾メーカーのアクセサリーデザイナーをなさり、20年前に独立。この場所には、10年前から…。
「なんか懐かしい感じがします~昔、よくシルバーのアクセサリーしてました~」と、若かりし頃を思い出す私。「ここにいらっしゃる方で、そういう方多いんですよ。でも、シルバーのアクセサリーは、温かみがありますから、いくつになっても似合いますから、お持ちのものもドンドン使って頂きたいですね」と小池さん。
紬の着物にも似合う銀製の帯留めや髪飾りは、小池さんの感性から生まれた「大人カワイイ」感じです。
また、水晶やオニキス、ターコイズなどの半貴石と言われる素材を使ったネックレスは、存在感が漂います。
さらに、バロックの淡水パールのネックレスは、その天然の姿から、唯一無二のものに。
「淡水パールでも、形が変わったものが好きなんです…」と小池さん。
いろいろな品を見てゆくと、大振りのアクセサリーに再び心惹かれていきます。
「そう、大人の女性こそ、こういうアクセサリーが似合うと思うんです。これからの季節、Tシャツやブラウスの首元にぜひ~若い子には、マネできない大人のおしゃれです」と。
確かに海外の大人の女性たちは、カジュアルな装いでも、結構、いろいろなアクセサリーを自由に楽しんいるよう。旅先なら、ディナータイムに、昼間とは異なる雰囲気に…。
ここには、京都に来るたびに立ち寄る方が多いそう。
昔に比べて、首にはシワが…でも…
それも含めて、おしゃれを楽しめる大人の女性でありたいもの。
ここを訪れ、改めて、今年の春夏の装いを、もっと楽しむために、アクセサリー使いを考えたいと思う私です。
店内には、小池さんがセレクトした籠バッグやコットンのストールなども…。
京都旅で、ちょっと立ち寄ってはいかがでしょう。
おしゃれ心がいっそう高まるのでは?
「クラフト陀俐」
京都市左京区新車屋町156-2(二条通新車屋町角)
℡075-746-3773
営業時間 11:00~19:00
月曜休み
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