大人になった娘との旅。
就職すると泊りがけの旅は休日しか無理だし、予定を合わせるだけで一苦労なので行きやすい近場の温泉で。いつもよりちょっと贅沢をさせてあげたいと思ってチョイスしたのは、熱海のオーシャンビューで全室露天風呂付きの「熱海パールスターホテル」。
いちばん小さい部屋でも78平方メートルの広さで半数以上はテラス付き。
目の前にビーチと海、ヤシの木が見えてはるかに初島や大島までも見えることも。ちょっとハワイに来たような気分です。冷蔵庫に入っている静岡茶やビールなどの飲み物は、無料サービス。プライベートにゆっくりと2人で過ごせました。
客室の露天も気持ちいいのですが、大浴場には海と一体になって見えるインフィニティな温泉があって、これまたうっとりするような眺めです。
サウナや優しい泡に包まれる高炭酸水風呂なども楽しめます。湯上がり処にはコーヒー牛乳なども置かれています。
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全ゲストが利用できるクラブラウンジやフィットネスが充実しているのも特徴。ソフトドリンクやお菓子が置かれたクラブラウンジは夕刻にはスパークリングワインやワイン、ビールにおつまみも出ます。
フィットネスには日替わりでホットヨガやピラティスの無料クラスも開催されています。娘がレッスンに参加している間、親の私はスパに行って、ひのきやゆずみかんなど和のアロマオイルを使ったマッサージでしばしリラックス。ホテルの中だけで過ごしていても飽きません。
また、館内にフレンチ、日本料理、寿司、鉄板焼き、中華料理と5つものレストランがあります。夜景の見えるカウンター寿司は、どれもネタが絶品。赤身とトロの間の”血合いぎし”のにぎりは、マグロ好きにはたまりません。大将にお願いして好きな鮨を握ってもらったのは、ちょっと大人な感じで娘にはいい思い出になったようです。
朝食は、海の見えるダイニング階で和・洋・中の料理がいっぱい並ぶビュッフェ。エッグステーションの焼きたてオムレツ、契約農園のこだわりの葉ものを盛ったサラダ、ホカホカのせいろに入った点心や朝からお刺身も。ご飯はブランド米として有名な仁多米を使っています。
朝から温泉も入って、ゆっくりご飯を食べて。東京から1時間もかからない熱海でゆとりの休日は、親子共々心からリラックスできました。