4月13日に開幕した、大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)。
2週間もたたず、入場者数も累計100万人を超えたそう。
未来を描く展示にも驚かされますが、158カ国・地域が参加しての国際博覧会では、憧れの国や地域の出展を訪れるのが楽しみですね。
天空のインカ帝国都市マチュピチュや、砂漠に描かれた謎のナスカの地上絵といった世界遺産で有名なペルー。
一生に一度は行ってみたい国の一つにあげる人も多いのでは。私にも長年の夢でしたが、3月に縁あってそんなペルーに取材で行くことができました。
日本から北米などを経由して、首都リマまで20時間かけての旅でしたが、やはりそこから出かけたマチュピチュやナスカでは圧倒的な風景が待ち受けてました。そして、もう一つ、ペルーで感激したのはおいしい食事。最近では世界的なレストランランキングでも、トップクラスです。
リマのおしゃれなブティックホテル「Hotel b」では、魚介類のマリネ「セビーチェ」やブドウ果汁で作った果実感が豊かな蒸留酒「ピスコサワー」をつくるクラスが開催。
トウモロコシやイモを添えて、爽やかな柑橘の味付けに唐辛子などを使ったスパイシーさを加えた味は、日本人好みです。
本場ペルーの観光やグルメの話はまたゆっくりと。
今回は万博で話題のペルー館について!
ペルーの美食が万博で無料試食できること、ご存知ですか?
万博のペルー館では、朝に名物のコーヒーやホットチョコレート、午後にはペルー 料理を2回で計400食、そして夕方にはピスコサワーと1日4回も無料で試飲試食を提供しているんです!これがとても人気に!
万博のペルーパビリオンでは、マチュピチュをはじめとする文化遺産や大自然の圧倒的な映像が迫ってくる天井までのスクリーンの映像展示にまず息を飲まされます。
アルパカの繊維を使った生地で作られた鮮やかな衣装展示は、伝統技術を使ってのモダンなアーティストの作品。
シパン王の宝飾展(4月13日から7月13日)、ナスカ文化展(7月20日から10月13日)と前後期で展示替えのある古代文明の展示も見応えがあります。
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さて、お待ちかねのクッキングデモンストレーションタイム!
この日は
「アヒ・デ・ガジーナ/鶏肉の黄色い唐辛子煮込み」
「カウサ・リメーニャ・巻き/ポテトサラダ」
「グリーンバナナとアンデスジャガイモのチップスウァンカイナソース添え」
の3品。
一品ずつ目の前のスクリーンに材料や手順が映し出されます。
デモでは一部事前に準備もされているので15分ほどで小皿にのせて配ってくれました。作り方は割とシンプル、調味料などもオンラインで手に入るそうです。
私がホテルで習った「セビーチェ」が出る期間もあるそう。
試飲や試食は予約ではなくその時間に入館すればよいのですが、人気館になっているペルーパビリオン。まずは、入り口の外に表示されているその日の開催時間をチェックしておいて、早めに入館するのがよさそうです。
こんな体験型のパビリオンも多くてかなり楽しめる大阪・関西万博。次回は「行ってみたら面白さに驚いた大阪万博、コツをつかんで回ろう」をお届けします。