何かと話題の大阪・関西万博。「行ってみたら面白かった」という声も増えて「やっぱり一度は行かなきゃ」という方も多いのでは。飲食プレゼンテーション1日4回というペルー パビリオンのレポートに続き、1日15パビリオンを回って得たコツなどご紹介します。
*パビリオン・イベント予約については公式サイトを参照ください。また混雑度や入場、展示内容など変わることもありえます。
↑東ゲートから近いアメリカパビリオン。LEDスクリーンが大迫力で待つ間も飽きない
万博会場へのアクセスはいろいろありますが、地下鉄中央線で夢洲(ゆめしま)駅(東ゲート)か、シャトルバス「夢洲第1交通ターミナル」(西ゲート)から入る方がほとんどだと思います。私は地下鉄利用で東ゲートから。日焼け止め、帽子、水筒、モバイルバッテリー、天気により雨用カッパ、会場MAP(SDGs観点から紙の無料MAPはありません。私は公式マップとSNSで入手したA3サイズにまとまったものをプリントしていきました)を持っていきました。
↑大阪ヘルスケアパビリオン、カラダ測定ボッドに入って、測定であっという間にカラダ測定年齢が出る!
東ゲートから入って大屋根リング内側すぐ、人気のアメリカとフランスのパビリオンが並んでいます。予約なし入場可なので、朝一すぐ、まずこちらへというのも手。もう一つの狙い目は夜の噴水ショーの時間ぐらいから、そちらに人が行って空いてました。私は予約があり、大阪ヘルスケアパビリオンへ。
↑7項目の測定結果が出てきた後に25年後の自分のアバターが登場!
地元大阪がREBORNをテーマに、未来に実現を目指すヘルスケアや都市生活の体験などいろいろな情報を発信しています。テーマである”REBORN”の体験ルートは、要予約。カラダ測定ボッドで測ったデータをもとに25年後の自分がアバターで登場。ミライのヘルスケアや都市生活を体験できます。
↑世界遺産検定1級保持者の「あばれる君」が登場したオーストラリア館、織物が美しいフィリピン館、そしてスタンプ収集。
オーストラリア独自のパフォーマンスやショーが見られるオーストラリアパビリオン、織物の展示が美しいフィリピンパビリンではデジタルで自然の中で踊ったりAIのアバターが登場したり、ヒロットという伝統のマッサージも(ヒロット体験は要予約)。そして、パビリオンの人たちと会話のきっかけにもなるのですが、スタンプを押す時にそれぞれの国の言葉で”ありがとう”と書き添えてもらいました。
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↑イタリアパビリオンには、レオナルド・ダ・ヴィンチの直筆スケッチやカラヴァッジョの「キリストの埋葬」が!
「本物が持つ力はすごい」と感激させられるのがイタリアパビリオン。2世紀古代ローマ時代の「ファルネーゼのアトラス」やレオナルド・ダ・ヴィンチの直筆スケッチ。バチカン館にはカラヴァッジョの「キリストの埋葬」も。
1日ではとても回りきれません!パビリン同士が地図で隣接していても迂回しないと行けないことも多いので、歩きやすい靴で。飲食物は持ち込み可能(ビン・カン、酒類は不可)ですが、パビリオンのレストランでは各国の料理やお酒を楽しむ機会にもなります。ちなみにコンビニは市中価格です。
東京からの日帰りでは、どんなにがんばっても11時から19時ぐらいしか滞在できません。前後泊すれば、荷物も預けて丸一日満喫できます。私は会場のある夢洲に行く弁天町(地下鉄中央線)への乗り換えがスムーズな、環状線新今宮駅前の「OMO7大阪 by 星野リゾート」に宿泊しました。
↑「OMO7大阪 by 星野リゾート」には無料のロッカールームがあってチェックイン前や後の利用も可
アクセス以外にも「OMO7大阪by 星野リゾート」をおすすめしたい理由は、3つあります。
①ホテルに展示されている「空飛ぶクルマ」のデモ機に搭乗体験ができる(期間限定なのでHPを参照)
②毎週水曜日「”なにわ”ってなんやねん講座」に万博博士が登場し、万博の楽しみを教えてくれる
③ご近所ガイドOMOレンジャーが万博のパビリオン予約の仕方や回り方などを案内してくれる。
↑【左】空飛ぶクルマ【右】万博博士の講座。注目は今回の万博開催地を大阪と競ったアゼルバイジャンとか
ホテルのガーデンエリア「みやぐりん」では、ご近所のたこ焼きやクラフトビールが夜の7:30~10:00 まで無料でふるまわれるのもポイント!万博に行って地元大阪の下町も堪能できて、一挙両得だと思いませんか?
↑芝生が広がる「みやぐりん」。なにわネオンアートや壁面の花火を見ながら、ふるまいでほっと一息。