暑かった今年の夏も、そろそろ峠を越える頃。ちょっと涼しくなった夕べにお出かけして一杯、という気分にもなりますね。東京と大阪でちょっと穴場なホテルのバーを選びました。

↑「メルキュール東京日比谷」は、「劇場の舞台美術」がコンセプトのホテル。ロビーから素敵な雰囲気!
1軒目は帝国劇場や日生劇場など、日比谷周辺で観劇や映画鑑賞を楽しんで、興奮冷めやらぬままどこかで一杯というときにおすすめ。「メルキュール東京日比谷」はJR新橋駅(日比谷口)、都営地下鉄三田線内幸町から徒歩で3分。おしゃべりして長居しても駅近でうれしい立地です。

↑吹き抜けの天井を飾るのはパリ・オペラ座のトップダンサー「エトワール」達が舞い踊る軌跡を表現したオブジェ
「メルキュール東京日比谷」の地下1階にあるレストラン&バー「ラ・セヌ」は、フランス語で舞台の「シーン(場面)」を意味していて、吹き抜けの天井とアール・デコのインテリアが素敵。

↑ラムにエスプレッソ、自家製コーヒーリキュールが深みを添えるカクテル「キューバン・ブレックファスト」
朝食から始まり、国産食材と旬を意識したフレンチのお食事、午後にはアフタヌーンティー、そして21時ラストオーダーでバーも営業。まず、1,200円からとお手頃なカクテルやお酒の種類が豊富、ノンアルも。毎週日曜から木曜の17:30-19:00はハッピーアワーは、ビール、グラスワイン(赤・白・スパークリング)、ハイボール、マンスリーカクテルが900円!オトナな雰囲気で手軽に楽しめる都心のとっておきバーです。
スポーツの秋になるとサッカー、野球、そして2025年世界陸上など、観戦したいゲームがいっぱい。でもスポーツバーは、ワイワイガヤガヤと賑やかでちょっと落ち着けないことも。
オトナのスポーツ観戦におすすめなのは、ゆりかもめ有明駅、りんかい線国際展示場駅から歩いて約1分という「ダブルツリーbyヒルトン東京有明」のバー「Brew33 Bar」。

↑大画面でスポーツ観戦が楽しめるバー「Brew33 Bar」。駅近ホテル内で便利。
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「Brew33 Bar」のモニターは165インチの大画面で、迫力満点。ドリンクは、ドラフトウィスキーハイボール(680円)などお手頃価格で、クラフトビール、ワイン、日本酒、スピリッツにカクテルと種類もいろいろ。フードも、スパイシーな枝豆などおつまみから、がつんと食べるバーガーやピザまでどれもおいしい。

↑「IPAタラのクリスピービアバター」は、衣にビールを混ぜてあり、クラフトビールにぴったり。
バーは17:00~23:00(L.O. 22:30)。4人で泊まれる部屋もあって観戦してそのままお泊まりもありですね。
2025年4月3日、大阪に開業した最上級のラグジュアリーホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」。その28階にあるシグニチャーバー「ケーンズ&テイルズ」が3軒目です。エレベーターホールの奥の謎めいた緑の扉を開けると、細い廊下の先に1920年代のジャズエイジにインスパイアされた隠れ家バーが現れます。

↑「ウォルドーフ・アストリア大阪」を象徴する有名な「ピーコック・アレー」の他に、実は知られざる隠れ家バーが!

↑秘密めいた扉の向こうは、お洒落な空間、夜景、そして凝ったカクテルを楽しめるバー。
ジャズエイジをテーマに、”スピークイージー(禁酒法時代の隠れバー)”な雰囲気、世界的な建築家アンドレ・フーのデザイン、そしてF・スコット・フィッツジェラルドの短編集にインスパイアされた凝ったシグニチャーカクテル。凝りに凝ったバーは、他にない感じです。フード、カクテルとも3000円前後しますが、オトナ同士で楽しむのに、ぜひおすすめしたい穴場です。


