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料理上手は、小さく得をするけど、大きく損をする/一条ゆかり

一条ゆかり

一条ゆかり

いちじょう・ゆかり 漫画家。「デザイナー」「有閑倶楽部」「プライド」など、OurAge世代なら誰もが夢中になったヒット作多数。大酒豪、愛煙家など破天荒な伝説数多くあれど、現在は家庭菜園でトマトを育てるなど、いたって健康的な日々。この連載ではOurAge世代への”愛とムチの金言”を、ビシビシといただいていきます!

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料理上手だと、「すごいね」「おいしいね」って、みんなにほめてもらえるし、男にもちょっとモテたりするけど、結局、全部自分で作るはめになって、最終的には損してることが多い!これは紛れもない事実です。

 

たとえばマンガの連載を抱えていたときも、私がアシスタントたちのご飯を作ってました‼アシスタントが作るのが普通だと思うけど、「冷蔵庫にあるもので適当に作って」と言ってもできない人がいるのよ。ネギがなければニラで代用してくれよと思うけど、そういう機転もきかなくて、いちいち聞きに来たり。

 

だから前もってメニューを決めて、食材をそろえて、作り方説明して……って、やってると、「ええい、面倒くさい!!」ってなって、「自分で作ったほうがラクだ」ってことになっちゃったのよね。

 

だから料理上手の人は、うまく考えてやらないと自然と下働きをすることになってしまうんです。

 

それがイヤで結婚してたときは、旦那によく言ってました。「私、料理は好きだけど、おさんどんは嫌いです」って。

 

料理は作るとほめられる。でも、おさんどんは、やらないとなじられる。同じことをしていてもストレスはまったく違うのよ。

 

ようは義務ではなくて、自分が作りたいと思ってやるかどうか。旦那には、「作りたいときは作るけど、作りたくないときは外食しましょう」とはっきり宣言してました。

 

料理上手のみなさんもただの下働きにならないように、うまく考えて行動しないとストレスが溜まりますよ!

一条連載_ill

 

おいしい男の作り方」集英社文庫(コミック版)

 

取材・文/佐藤裕美

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