たいていの人は、フライパンは丸い形って思ってるわよね。私もずっとそう思ってたんだけど、最近、四角いフライパンが人気と聞いて買ってみたら、これがなかなか使いやすいのよ(嬉♬)
卵焼きが作れるのはもちろん、ホットサンドとかフレンチトースト(ダイエッターの一条は恐ろしくて作らないけどね)とか作るときは、角に形がぴったりハマッて作りやすいし、オムレツやクレープを作るときも四角のほうが意外と中の具を巻きやすかったりするのよ。
いちばんのお勧めは餃子!下の写真を見てのとおり、四角いから並べて置きやすい(笑)
あと、チャーハンなんかを炒めるときもフライパンの壁が直角だから、外にご飯がこぼれにくくて周りが汚れにくいっていうのは良いけど、チャーハンのフライ返しは…残念!
そして煮物とか、ラーメンとか、汁物の料理のときは、フライパンの角から汁を器注げるから盛り付けがラクチン。さらに私が買った四角のフライパンは、鍋が立てられる構造なので、収納もコンパクトで超便利。
(右が一条先生が最近愛用中の四角いフライパン。左は以前から愛用している柳宗理のフライパン)
一方、丸型のほうが火が均等に通りやすいので、野菜炒めなんかは丸型のほうがいいらしい。あと、四角だと隅っこに食材が残りやすかったりするので、お手入れは、丸型のほうがラクかも。
というわけで、今では丸型と四角、料理によって使い分けてる一条です。フライパンは丸型、なんていう常識にとらわれずに、みなさんもぜひ使ってみてください!
「正しい恋愛のススメ」コーラス1996年2月号扉
取材・文/佐藤裕美