人って、やっぱり出会うべくして、出会っていると思います。と言っても、出会いって、いい出会いばかりじゃないよね。
嫌な人と出会って、だまされたり、裏切られたり、嫌な思いをすることもあるよね。されど!それを含めて、意味のある出会いであると一条は思うのであった!
たとえばである、誰かにだまされたとしたら、それはあなたが人の意見をかなり迂闊に信用しやすいという欠点があるのだということである。それ故そのような目にあうのであると。そのような欠けた箇所を見直すために、出会いがあるのであると…ちょっとだんだん上から目線の妙な文章になってきたので、修正しまーす(・・;)
いや実は私もね、出会う人がみな強引で自分勝手で、結局、私が理不尽に我慢する羽目になるようなことが続いたことがあって、これってなんなんだろうと思ったのよ。
なぜこんな目に合う?運が悪い?あー気分悪。性格悪くなりそ。我慢ってホント嫌!苦手だわ~って思いながら、我慢って必要かって考えたの。
…成長したければ、成功したければ大必要です!!
今できないことをしようとしたら、できないんだから苦しいのは当たり前で、そこをグッとこらえて我慢するしかなくて、それが出来ないのなら結局今の位置で止まってしまう。
そうかぁ、その時の為にもう少し耐えられる、我慢する技を身につけろってことかな。確かに、もっとメンタル強くないと人気商売なんかやってられないわ。そう納得しました。
つまり嫌な人との出会いは、人生におけるエクササイズ。私のマイ♡神様が、私をもっとちゃんとした人間にしてあげようと、足りないところを補う特別プログラムを作ってくれたんだなと思うようになりました。いやマジでホント!反面教師としても必要だから会うのです。
反対にいい人に出会ったら、ご褒美か次の教材(笑)
そんなふうに考えると、どんな人との出会いもけっこう楽しみになりますよ!
「一条ゆかりイラスト傑作集」1979年10月刊 裏表紙
取材・文/佐藤裕美