よく「ストレスが悪い」って言いますよね。病気になるのもストレスのせい!精神的な不調もストレスのせい!よく判らない症状もとりあえずストレスって医者が言うくらい、ストレスって、もう最悪なものって感じになってるけど、そこまでストレスを悪者にしなくったっていいんじゃないかと一条は思っております。
そりゃもちろん、世の中には限度というものがありますからね、必要以上のストレスはよくないデス!どのくらいが適度なのかは人にもよるけど、まあ…適度なストレスは脳を活性化させて頑張る力になるし、うまく使えば自分を成長させてくれる力にもなるはずですよ。
たとえば職場の厳しい上司。その人に怒られたらムカつくかもしれないけど、自分に嫌なことを言ってくれる人って、すごく貴重です!
自分ができないから、足りないから怒られるわけで、部下を叱るのが趣味な人でない限り、上司の話は自分を成長させてくれる方法やヒントがほぼ必ず入ってるはずだから、ありがたく叱られることをお勧めします。
人が成長するのに一番早い状況は、自分よりちょっとできる人と競う状態です。目の上のたんこぶと言うか、自分よりも優れたライバルですね。これはすごいストレスだけどすごく成長します!
キムヨナの真央ちゃんじゃま状態(古いか笑)。
まあだから大事なのは、ストレスをどう受け止めるかっていうことだと思うのよね(もちろんパワハラ上司などは問題外)。
一方、ストレスがない生活って、聞こえはいいけど、何も考えないってことじゃない?苛立ちはないけれど、反省も成長もない状態は脳にも刺激がいかなくなって、世界で一番恐ろしい《ボケ》が早まります(恐!)
ということで、何でもかんでもストレスが悪いっていうんじゃなくて、ストレスを前向きに受け入れて、うまく使ってみよう!!ただし、苛立ちは瞬発力にしかなりません。そこもカンフル剤と同じかも(笑)。
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