私は体質的に、夏の暑さにも冬の寒さにもけっこう強いタイブ。でも、そんな私も今年の暑さはさすがにこたえまする~~!!
2025年7月30日、兵庫県丹波市で、日本観測史上初の41.2°cを記録したと思ったら、8月5日には群馬県伊勢崎市で41.8°cの大記録達成!!
“暑い、寒い”でよく耳にするのは、埼玉県熊谷市。熊谷は山に囲まれた盆地だから、夏は暑くて冬は寒いのよねぇと、東京に来て55年間!聞いてきたけど、なんと!熊谷は盆地 じゃありませんとGoogle先生に言われた!
な…なんかショック…被害はなかったが、55年間東京に騙されてたとは。
盆地で暑い寒いの代表格は、私としては京都だけど(心配になったのでGoogle先生に確認したらOKでした)、京都の夏って本当に暑いし、冬は足元から冷気がガンガン攻めてくるしで、あそこで暮らせば間違いなく忍耐力はアップすると思います。
猛暑対策、寝苦しい夜を快適に過ごす方法を、YouTube見て研究した結果、安上がりで案外いけるっていう方法をみつけました。それはペットボトルの水を凍らせて扇風機の前に置くというもの。
そもそも私は、寝る時はエアコンをつけたい派。でも、エアコンが効きすぎると喉にもお肌にも悪いので、設定を30度にして寝ていたんだけど、それだと暑苦しくて、途中で目が冷めるのよ。最近は29度に設定し、さらに扇風機を回していたんだけど、凍らせたペットボトルをその前に置くと、風が結構冷たくなって、気持ちがいいらしい。これなら設定を30度にしても大丈夫かも。
ただし、足元に風をかけるとこむら返りを起こすもので、上半身にだけ風がかかるようにしています。
ということで2日間試したんだけど、結論は、変化がよくわからないってことで、ペットボトル作戦は中断されました。残念!
実は私はこれまで、人生のほとんどを机にかじりついてるかまぼこ生活だったので、動かなさすぎて、当たり前だけど血流が悪すぎて、夏にラーメンを食べても汗をかかない女だったのですよ(笑)。メイク崩れなしの女優肌ね、オホホ…。
汗かいて洗濯、ってのもないもんで、洗剤は少なくてすむしシーツは汚れないしで、実に経済的な人間でありました。
ところがだ、仕事をやめて体質改善を励んだ結果、去年くらいから汗をかくようになって、人生で初めて首のあたりにあせもが!! あせも出現!!
最初はダニか虫に刺されたと思って、ドラッグストアに向かってる途中、松苗あけみのお姉ちゃんにバッタリ会ったのよ。「どこに行くの?」というので、「虫に刺されたみたいだから薬を買おうと思って」とかゆいところを見せたら、「これ、あせもなんじゃない?」って。人生であせもができたことがないもんで、あせもがどんなものか知らなかった(笑)! あせもって赤ちゃんにできるもんだと思ってた無知な女は私です。いやぁそうか、これがあせもか!さすが子供を何人も育てた女は違うわと感心、感心。
これまでは夏になると、「なんでみんなはそんなにシャワー浴びたいんだろう?」「なんでそんなに服を着替えるんだろう?」と不思議に思っていたけれど、 汗をかくと、どれだけ不愉快かっていうことが初めてわかりました。せっかくお風呂に入っても上ったとたんにもう汗が。洗濯物が3倍になったのは我慢できるが、とにかくかゆい!! あっちにもこっちにもあせもが出現して、寝ててもボリボリ掻きまくって、人生放棄したくなるレベルであります。
とはいえ、体質的なことを考えたら、やっと新陳代謝が良くなってきたということだから、とてもいいことなのよね。今だけの我慢よと自分に言い聞かせてみても、多少の痛みは耐えられても痒みは無理~~!!
今まで来なかった秋はない。ああぁ~~!秋よ早く来て!!

「5愛のルール」りぼん1975年10月号扉
取材・文/佐藤裕美
記事が続きます
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