連日猛暑のまま梅雨も明けてしまいましたが、わが家の庭で紫陽花がたくさん咲いています。
毎年微妙に色合いが変わるのですが、今年は濃いブルーから紫にかけての深い色。
シックで大人っぽい印象がとても気に入っています。
紫陽花は土の性質で花の色が変わるので、青系にしたければホームセンターなどで売っているピートモスを2割ほど土に混ぜ込み、
ピンク系にしたい場合は、一握りほどの石灰を土に混ぜ込むとアルカリ性に変化するそうなので、ぜひ試してみてく ださい。
ちなみに日本の雨は酸性なので、自然のままだと土壌は酸性に傾くことが多いそう です。
わが家の紫陽花は青系なので、庭の土が酸性寄り・・・ということですね。
地植えの場合、水やりはほとんど必要ありません。
乾燥して葉が縮れてしまうようなことがあれば水をあげますが、基本的に普段の降雨で十分足りるので、管理がとても楽なお花ですね。
剪定に関しては花が咲き終わった6~9月頃にするとよいようです。 (画像は咲き終わりにさしかかり、少しドライになってきた状態です)
私は咲き終えた花のすぐ下を切りますが、高さを調節したい場合は伸びすぎた枝を株元近くから切り落とすことをオススメします。
紫陽花は挿し木が比較的簡単にできるので、株を増やしたいときは、次のような方法でぜひチャレンジしてみてください。
1.剪定した枝を15cmほどに切り、葉は2枚ほど残し、他の葉は全て切り落とす。
2.切り口を斜めに切り、水を入れた容器に1~2時間水あげをする。
3.赤玉土を入れた鉢に枝が2~3cmほど埋まるように挿し、土が乾燥しないよう水やりをする。
4.約1月後、根が生えたら一回り大きな鉢や地面に植え替える。
こんな風に白やグリーンのアナベルと組み合わせても、とても華やかな雰囲気になります。
同じく庭に咲いたスモークツリーと一緒にブーケ仕立てにし、友人に。
この季節、とても喜んでもらえる贈りものです。
紫陽花を飾り、紫色のテーブルコーディネートをしました。
深い紫のリネンクロス、そしてブルーのお鍋やペーパーナプキンを合わせ、爽やかな雰囲気にまとめてみました。
ナチュラルなユーカリポポラスの葉もテーブルにはわせています。
梅雨明けはもうすぐでしょうか。
いよいよ夏本番の到来ですね!
末森陽子
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