ノリウツギは紫陽花の仲間で見た目もよく似ていますが、開花時期が紫陽花よりも遅く、7~9月という夏の暑い時期に満開となります。
真夏は庭に咲く花もそれほど多くないので、彩りを添えてくれる重宝な植物ですし、切り花として部屋に飾っても、とても爽やかなので気に入っています。
ノリウツギという名前の由来は、内皮の粘液が和紙の糊料に用いられたことからついたそう。円錐状に花を咲かせることから、別名「ピラミッドアジサイ」とも呼ばれています。
わが家に咲いているのはライムライトという種類で、「黄花のノリウツギ」と呼ばれる新しい品種。
咲き始めは淡いホワイトで、だんだんとライム色に変化していき、その様を見ていくのも楽しく、一本の枝にたくさんの美しい花を咲かせてくれる姿は圧巻です。
地植えの場合、植え付け後二週間ほどは水をしっかりとやり、あとは通常の降雨だけで十分なので、手がかからず非常に育てやすいです。
ノリウツギは花期が長いので、剪定は3月頃までにすればいいそうです。
ひとまわりコンパクトなサイズにしたければ株元近くまでカットし、現在の大きさのまま維持したければ、花の下あたりでカットすることをオススメします。
淡いクリーム色の花は、テーブルの上でも楽しめます。
庭から摘み、ガラスのベースにしつらえれば、蒸し暑さも忘れる涼しげな空間が部屋の中に出来上がり、とても穏やかな気持ちになれます。
さて先日、中野にある「ビストロMURA」へ食事に行きました。
若いシェフやスタッフたちが中心の、まだOPENして間もないフレンチのお店なのですが、とてもおいしかったので紹介しますね。
裸電球や木製の家具で囲まれた、ナチュラルであたたかい店内は、カジュアルな雰囲気なので、女子会や、友人とふらりと立ち寄るのにぴったりの空間。
前菜10種盛りは、旬の素材でひとつひとつ丁寧に作られていて、どれも本当に美味でした。
旨み、酸味、甘み、全てのバランスがよく、少しずつたくさんの種類を食べられるのがうれしい。
自家製ベーコンは、噛めば噛むほど旨みがぎゅっと口の中で広がり、クセになること間違いなしです!
12か月熟成された「はもんみなかみ」という生ハム。
その場でスライスしてくれる生ハムは塩気がちょうどよく、お酒を飲みながらつまむのにぴったり。
名物「紀州鴨のロースト」
こちらのオーナーシェフは、フランス鴨職人の称号「メートル・カナルディエ」を世界最年少で獲得されたそう!
付け合わせのお野菜や、ソースにもそれぞれ手間がかけられていて、感動した一品。
お店に行った際にはぜひオーダーしてみてくださいね。
デザートの「濃厚プリン」
甘いものがあまり得意じゃなくても、ペロリといただけちゃうおいしさです。
食事の〆にぜひどうぞ♪
ネオビストロ MURA
〒164-0001 東京都中野区中野5-65-6 山和ビル3 3F
https://www.facebook.com/BistroMURA/
末森陽子
ブログ 「la fleur ラ・フルール」 http://lafleury.exblog.jp/
インスタグラム yoko_suemori