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スイートピーと和のおもてなし

末森陽子

末森陽子

フードコーディネーター、フードアナリスト。
雑誌「LEE」の「100人隊」初代メンバーにして、その後トップブロガーとなり、10年間、人気を集める。2008年より自宅にて食と花を愉しむ「おもてなし会」を開催(会員数約550名)。身近な食材を使い、ちょっとした工夫でおもてなし風に見せることが得意。現在、様々な企業やメーカーのアンバサダーとしての活動やセミナー、レシピ開発、コラム執筆などで活躍中。

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春の花代表のスイートピー。
華奢で可憐な花びらと、柔らかな甘い香りが心地よい花。
開花は4~6月頃と言われていますが、お花屋さんには寒い時期からいち早く並び始めます。
マメ科の植物で、「甘い香りのえんどう豆」という意味で、スイートピーという名がつけられたそう。

原産地はイタリア。ガーデニングはもちろんのこと、寄せ植えやアレンジ、切り花としても楽しめ、色が豊富で、パステルカラーからビビッドな濃いものまで、選ぶ楽しさは無限。
一色に決めて飾るもよし、数種類の色を混ぜてしつらえても、印象がぐっと変わり、素敵です。

 

花言葉は「門出」「別離」「優しい思い出」。
可愛らしい姿とは裏腹に、意外にも別れを意味する花言葉には驚きます。
これは別れと出会いの季節である4月に最も花が咲くこと、あとは花びらが蝶のように見えるので、羽ばたきを想像させることが由来だそう。
なるほど・・・納得ですね。


レモンイエローのスイートピーを、春の花たちとしつらえました。


パステルピンクのストック。
一本の茎にたくさんの小花が咲き、日持ちのする花です。


ホワイトレースフラワー。
小さな花が集まって、ふんわりと咲く姿は繊細そのもの。


あおもじ。
黄緑のつぶつぶとした花は、脇役にもってこいです。

 

それぞれの花を近くにまとめてしつらう(グルーピングスタイル)と、初心者の方でも比較的まとめやすいと思います。


単色でシンプルなスタイルに落ち着くことも。
赤紫のスイートピーを陶器のジャグに入れ、テーブルに。
同系色のランナーやペーパーナプキンを合わせ、女性らしい雰囲気を出してみました。


こちらは和のおもてなしです。

テーブルに生成りのリネンクロスをしき、モノトーンの和食器でコーディネート。
中央に飾ってあるのはユーカリテトラゴナ。
シルバーがかった葉と実が個性的な植物です。


ジャガイモのすり流し。
やさしい味付けにし、そばちょこに入れていただきます。


鮭といろいろ野菜を漬け込んだ、南蛮漬け。
バルサミコ酢をちょこっと加え、少しオリジナルな味にしています。


土鍋で炊き込んだ、キノコと鶏肉のごはん。
仕上げに青ネギ、大葉、かつおぶしをたっぷりとかけ、柚子をきゅっと絞って。


デザートは、抹茶をたっぷりと使ったティラミス。

おいしくいただきました。
ごちそうさま。

 

末森陽子

ブログ 「la fleur ラ・フルール」 http://lafleury.exblog.jp/

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