YOJOとは養生のこと。
切実ではなく、楽しみながら続けたい自分のための小さな約束です。
モデルや歌手として活躍する伊藤ライムさんに、
日々実践している4つのYOJOを教えていただきました。
伊藤ライムさん Lime Ito
profile
1964年生まれ。18歳でモデルデビューし、今もなお雑誌やCMなどで活躍中。
料理家としては、簡単で安心安全な料理を提案し好評を得る。
また歌手としても活動の場を広げ、2002年から通算4枚のCDを発表。
毎年、年末に開催するサントリーホールのコンサートは、今年で10回目。
健康を大切にすることを一番にし、日常の喜びや楽しさを味わう生き方が、
すべての活動の原動力になっている
伊藤ライムさんの4つのYOJO
1
足首を冷やさないために一年中ソックス主義
「若さの秘訣は足首を冷やさないこと、と知人から聞いた話にドキッとして以来、夏でも ソックスをはきます。お気に入りは〝ハミングバード〞のエジプト綿のストレスフリーソ ックス。カシミアのような風合いとシルクに似た光沢があって大人にぴったり。ゴムを使 用していないので締めつけ感がなく、程よいフィット感でずり落ちることもありません」
2
一番よく飲む日本茶。野菜中心の食事にもマッチ!
茶処としても名高い静岡出身。子どもの頃から日本茶を毎日たっぷり飲んでいた伊藤さん。
「目覚めの一杯、食後の一杯と、一日に何度も日本茶をいただきます。料理に使うこともあるんですよ」。
6、7年前から動物性の食物をとらない食生活を送るようになり、今日の疲れを明日に引きずらない体に。日本茶との相乗効果も実感しているそう。
3
晴れの日のために日々のレッスンを欠かしません
歌手としての活動も順調な伊藤さん。ライブハウスでのレギュラー出演に加えて、毎年サントリーホールで行われるクリスマスコンサートから、知人のイベントでのステージまでを軽々とこなします。
「最高のステージのためには、自宅に近い貸しスタジオでほぼ毎日練習しています。声を出すと心が安定して体中が循環するのを感じます」
4
母親孝行で始めた畑仕事。旬の野菜が食卓を彩ります
他界したお父さまに代わって実家の畑で農作業に精を出し、採れたての野菜をたっぷり使って料理をする時間が幸せ、と伊藤さん。
「30㎡ほどの土地で、年間20種類くらいの野菜を育てています。無農薬だから虫食いだらけですが、手塩にかけると愛おしいですね」。
収穫した野菜で作るラタトゥイユやピクルスは、お母さまや家族にも大好評。
撮影/フルフォード海 取材・原文/向井真樹