暑い日が続きますね。
気温が高いとなかなか生花の持ちがよくないので、そんな時私は花屋さんで購入したり庭に生えている植物の葉をカットして、部屋にグリーンを飾ることが多いです。
いきいきとした明るいグリーンが、とてもキレイな植物です。
山に入った病人がこれを食べ、元気に回復して戻ってきたことから「山帰来(サンキライ)」という名前がついたそうで、秋には真っ赤に紅葉するその姿を知っている方も多いと思います。
つるの個性を生かして自然の姿のままフックにぶら下げて。きれいなドライになります。
こんな風に水に挿しておくと、すぐに根が生えてくるので、それをまたプランターに植えれば、割と手軽に株を増やすことが出来ます。
ドウダンツツジは水に浸かる部分の皮をナイフで剥き、十字に切り込みを入れて浅めの水に生けるだけで、とても日持ちがする(約1か月)ので、この時期オススメの植物です。
枝が長いまま売っていることが多いので、深さのあるベースに生けても迫力が出て素敵ですよ。
小ぶりな葉が見た目にも涼やかで、夏を演出してくれます。
可愛らしい実は観賞してもよし、酸味が強いですがジャム、ゼリー、果実酒などに使ってもよし。優秀な植物です。
お客さまに夏のおもてなしを用意しました。
鶏モモ肉に玄米フレークをまぶし、オーブンで焼いたクリスピーチキン。
バゲットを一晩牛乳に漬け込んで焼き上げたフレンチトーストと、桃のパフェ。
夏らしい涼し気なメニュー、みなさんにとても喜んでもらえました。
ごちそうさま!
末森陽子
ブログ 「la fleur ラ・フルール」 http://lafleury.exblog.jp/
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