「毎日の暮らしの中で、少し意識して行動するだけで、
自分の「運」は磨くことができるのです」と、
西洋占星術・運勢学研究家、フォーチュン・アドバイザーの
ムーンプリンセス妃弥子さん。
さて、9月は「大人の金運」がテーマです。
金運をよくするコツって・・・!?
「どうすれば金運がよくなりますか?」
私のカウンセリングルームを訪れる女性たち、最近、金運の質問がまた増えてきています。
いつの時代も金運に関する悩みは途切れることがありません。
金運を少しでもよくしようと、黄色や赤の財布を持ったり、お守りを身に着けたり、それはそれは皆さん、涙ぐましい努力をされています。
でも、そんな前向きな皆さんだからこそ、お尋ねしたいことがあるんです。
それは
「あなたは本当に“金運がよくない”と思っているのですか?」
そして
「それでは、あなたが理想とする「金運がいい生活」ってどんな状態ですか?」
という2つの問いです。
金運がいい人って聞くと
「お金持ちで、大きな家やブランド品に囲まれて暮らしている人」
「セレブ」「才能豊かな人」
たいていは、そんな印象を思い浮かべますよね。
でも、誤解されやすいのですが、運勢学的に考えると、必ずしも「お金持ち=金運がいい」ではないのです。
金運とは、読んで字のごとく「お金と運」の関係性のこと。
お金と健全な付き合いをすることで、私たちとお金との関係性はよくなり、両者ともに運気がUPしていきます。
その結果として、確かに収入が増えることもあるでしょう。でもそれは副産物。お金が増えるのは嬉しいし素晴らしいことですが、運勢学的な視点でいえば、金運がいいというのは単に収入UPだけでなく、「収入と支出のバランスがとれていること」を指します。
「収入と支出のバランス」とは、収入に対して有意義な支出ができていることを言います。
そんな歩みができている人は「金運のよい人」なのです。
運勢学的には、その人が人生で持てるお金の額は、だいたい決まっていると言われます。有り余るほど持てる人もいれば、必死に切り詰めて日々、生活しなければならない人もいます。
では、前者が「金運のよい人」で、後者が「金運の悪い人」でしょうか。
答えは、NO。多いからいい、少ないから悪い、というわけではないのです。
分相応の収入を求め、それをどう使うかで、金運がよくなったり、悪くなったりするのです。
今、私達の周りにある物ひとつひとつが、支払った「お金」の生まれ変わり、同等の価値を示しています。
たとえば100円の品物でも「買ってよかった」「役に立った」と少しでも思えたなら、それは未来につながるよい使い方だったと言えるでしょう。
でも、たとえ100円でも、せっかく買った食材をうっかりして腐らせてしまって捨ててしまったのなら、それは金運にとっての重大なミスになります。
もちろん、品物だけではありません。たとえば習い事。ただの癒しとしてだけではなく、できることなら、少しでもこの先、収入に結び付けられるようなビジョンを持って取り組むほうが、未来は開けていきます。
物であれ、体験であれ、それはその人がお金で「購入した」財産です。その価値をしっかり認識し、大切に活かしていくことこそが、金運を磨く第一歩。
もっと金運をUPさせたい
もっとお金を増やしたい
そう願うのであれば、まずは
「どうすれば、最も無駄のない、ベストな使い方ができるか」を一番に考えるべきなのです。
今月の運トレ
①「家計簿を毎日、つける」
家計簿で金銭の流れを把握することは、金運磨きに欠かせない重要なカギです。
家計簿をつけることは、金運トレーニングの基本。
家計簿にニガテ意識があるなら尚更、克服して、しっかり家計簿をつけられる「金運のよい大人」を目指していきましょう。
②「大人買いをやめる」
一見、カッコよく聞こえる「大人買い」ですが、金運にとっては何もプラスになりません。お金はあるだけ使えばよいというものではないのです。
むしろ、たくさんの中から「最高」と思えるよい品を選べる選択眼を磨く方が、金運UPに繋がるでしょう。
9月24日は中秋の名月。少し前の21日には、金星が最大光度となり、秋の夕空にひときわ明るく見えることでしょう。
金星は愛情運のほか、金運をも司る星。
この機に、お金との関わり方を見直し、ちゃんとお金と向き合って、金運のいい歩みをスタートさせましょう。
・・・・運トレ、次回もお楽しみに・・・