快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
今年もあと少しですね。
平成最後のお正月は、みなさんどのように過ごされるのでしょうか?
日並びも良く、1月4日を休むと9連休という方もいらっしゃるとか。
長いお正月休みを利用して国内、海外、はたまた帰省の実家ですら問題になるのは、「枕が変わると眠れない問題」です。
「私、どこでも眠れるので全く問題ありません!」という方は、今回読み飛ばしていただくとして、「自分の枕じゃないと眠れない!」、そんな方にむけて一度試してほしい方法をご紹介します。
そもそも、なぜ別の場所だと眠れなくなるのでしょう?
あらためてですが、人間も動物です。
自分がいつもいる場所(この場合は、自宅の寝床になります)以外では、ここは安心して休んでいい場所なのか? 敵に襲われはしないのか? 警戒した方がよいのか? 本能的に判断しています。
場所や寝具などが変わると、警戒心から、より敏感な方は眠れないということが起きてしまいます。
自分で自分を安心させるために、使い慣れた「枕」を持参するのもひとつの方法ですが(アスリートの方は寝具一式を海外でも持参していますよね)、せっかくならお土産を入れて帰りたい大き目のスーツケースが、枕でいっぱいなんてことは悲しい。
そこで、おすすめしたいのが、現地で作れる「オリジナル・マイ枕」です。
作り方は簡単。 用意するものは、
・バスタオル 2本
・フェイスタオル2~3本
・使い慣れたご自分のフェイスタオル(もしくはバスタオル) 1本
以上です。
使い慣れたタオル以外は、ホテル備え付けのものや実家のものを借りればいいでしょう。
これならスーツケースがパンパンになりません。
【作り方】
1)バスタオルを横半分に折り、またそれを横半分に折る
2)細い方の端からくるくると丸め、筒状にします
3)2本筒状のものを作ったら、頭の両脇に置けるようにセットします。
4)その上に広げたフェイスタオルを被せます。
5)頭の部分(真ん中の凹んでいる部分)にフェイスタオルを四つ折りでたたみ置きます。
6)5の高さを自分の心地良いところにセットしたら、一番上のタオルを首側に5センチほど引っ張ります。(これで首の段差がなくなります)
7)最後に自分でいつも使っている、フェイスタオル(もしくはバスタオル)を上から覆うように被せて完成です。
(写真はわかりやすいように、あえて全部、色や柄ものにしています。)
ポイントは最後の自分のタオルを一番上にかけるところです。自分のタオルって、洗剤や好みの柔軟剤の香り、そしてご家庭の匂いもあり、落ち着きませんか?
ライナスの毛布ではありませんが、心地よく眠るためには、まず「ここは安全で安心して眠れる場所だよ」と、自分に言い聞かせてみてください。
もちろんオリジナル・マイ枕は、ご自宅でもアレンジしながら使っていただけます。
「最近、首が痛いなぁ」なんていう時は、高さ、固さを自分で調整できますから、とても便利ですよ。
では、楽しいご旅行&今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ