TVの情報番組でも取り上げられ、大きな話題となっているので「早く行ってみたい〜」と注目している人も多いのでは?
4月4日(木)に銀座・並木通りにオープンした「無印良品 銀座」です。世界最大の旗艦店で、国内初の「MUJI HOTEL GINZA」と国内初のレストラン「MUJI Diner」を併設。
B1Fの「MUJI Diner」から10Fの「MUJI HOTEL GINZA」までのすべてが、無印良品が提案する『感じの良い暮らし』を体感できる空間となっています。
OurAge編集部員も内覧会に参加してきましたので、早速、特に気になったところをご紹介します!
ホテルのコンセプトは「アンチゴージャス&アンチチープ」
旅先であっても、いつもの生活の延長の感覚で心地よく過ごせるように。そんな思いから、コンセプトはゴージャスでもチープでもない「ちょうどいいホテル」とか。また、古きと新しきが交わる銀座をより深く楽しめる拠点となることも意識。写真のフロント壁面に使われているのは、100年以上前に東京を走っていた路面電車の敷石を再利用したものなんですって。
実は、こういったサスティナビリティを意識した素材使いはレストランの壁やバーカウンターのテーブルなど、あちらこちらに取り入れられています。だから真新しいのにどこかホッとくつろげる懐かしさもあり、簡素ながら良質感も漂っていて。うんうん、これぞ無印良品の世界観なんですね。
客室は全79室で9タイプのお部屋が揃っています。写真は、2段ベッドが置かれた「TYPE G」(3名まで。1泊1室あたり¥29,900。3名の場合+¥5,000)※価格は税込、以下同
長細いお部屋が多いのですが、一般的なホテルの天井高が250cmなのに比べ、ここは280cm近くあります。天井が高く、さらに壁面を収納にするなど空間を最大限に活かしたデザインになっているので、窮屈さはまったく感じません。
一番広い客室は1室だけ用意された「TYPE I」(4名まで。1泊1室あたり¥55,900。3名の場合+¥5,000、4名の場合+¥10,000)。ベッドの奥は畳スペースで、自由に閲覧できる本がズラリ。
ヒバの木のバスタブです! こんなミニマムなデザインにも無印良品らしさを感じますよね。
お部屋でお茶を愉しむための食器に、用意されていたお菓子、また、家電やベッドマットなども無印良品のものが多く採用されています。泊まって実際に使ってみて、気に入ったら下の店舗階に降りてすぐに購入できるのはとても便利。ゆくゆくは、お部屋に設置したタブレット端末から購入できるようにする予定とか。ちなみに、照明やエアコンの調整、カーテンの開け閉めはこのタブレット端末で行えます。
宿泊料は、銀座のど真ん中という立地ながら1部屋1泊あたり¥14,900〜¥55,900とリーズナブル。しかも、曜日や季節に関係なく一律価格なんです。予約は、HOTEL公式ホームページと電話のみの受け付けです。
「無印良品 銀座」については、次のページでご紹介します!
フロントがある6階は半分が「無印良品 銀座」で
宿泊者以外の人も利用できる空間に
ホテルの宿泊には食事が付いていませんが、フロントがある6階には「レストランWA」があります。定期的に日本各地を巡り、各地のふるさとの味を提供するのが特徴。
6月までは大分県の食材を使ったメニューを展開。7時から利用できる朝食はブッフェスタイル(¥1,800)、写真はランチの「お魚のおぜん」(¥1,600)。
こちらは「ATELIER MUJI GINZA」のコーナーで、ものづくりやデザインにまつわる展示を行う「Gallery」、コーヒーやお酒などが楽しめる「Salon」、イベントを開催する「Lounge」で構成されています。「Salon」は26時(L.O25時30分)まで営業しています。
「無印良品 銀座」だけのお楽しみもいっぱい!
「無印良品 銀座」にも、他の店舗にはない無印良品の新しい魅力が盛りだくさん。何と、20もの新しいサービスやメニューが登場しているんです。
1階には、毎日届くという旬の野菜や果物が並ぶマルシェが! 今の時季は菜の花が充実しているとのことで、「からし菜の花」「大根の菜の花」「野良坊菜の菜の花」など珍しい野菜も並んでいました。また、化学調味料不使用の日替わり弁当も販売していて、中央区・千代田区・港区※にはお届けサービスも。※一部を除きます
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上の写真は旬の果物や野菜をその場で絞ってくれるジューススタンド。下は、店内で焼き上げたパンやサンドイッチなどを販売するベーカリーで、どちらも1階にあります。ベーカリーは朝7時30分から営業しています。
こちらは2階の一角。東洋の伝統・知恵を活かした製品がこの店舗からスタート。
刺繍や本の仕立てが注文できるデザイン工房(4階)のほか、オリジナルのアロマブレンドを調合してもらえる香り工房(3階)、茶葉をブレンドしてもらえるブレンドティー工房(1階)も。また、銀座や伝統にまつわるイベントを開催する「Open MUJI」(4階)も楽しそうです。
「MUJI Diner」も見逃せない!
最後にご紹介するのが、食品倉庫をイメージしたというB1Fの「MUJI Diner」。野菜を中心に旬の魚介、肉料理などを用意。サラダバーやワインバーのほか、つくりたてのおぼろ豆腐を提供する豆腐工房もあります。朝食タイムは7時30分から、夕食タイムは22時までと1日を通して利用出来ますよ。
もっともっと、お伝えしたい魅力が山ほどあるのですが…。詳しくは、実際に訪れてあなた自身で発見してみてくださいね!