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自然に「笑顔」になれるための心がけとは? 後編/ポジティブになれる生活習慣

斎藤一郎さん

斎藤一郎さん

1954年生まれ。鶴見大学歯学部教授。日本抗加齢医学会理事。三越伊勢丹グループ従業員10万人対象の「笑顔プロジェクト」監修。著書に『幸せを引き寄せる笑顔の法則』(誠文堂新光社)など

笑顔は、体や心によい影響を与えることが、医学的に明らかになってきました。自然に笑顔になるための、心がけを紹介します。

 

生活習慣次第で笑顔に近づける

ネガティブなことは忘れてしまうことがストレス発散のカギ。できるだけポジティブな気持ちでいることが、自然な笑顔につながります。そのための行動のヒントがこちら。

 

軽い運動はストレス発散に効果的

適度な運動は脳内にドーパミンを分泌させ、楽しい気持ちにさせる効果が。「心拍数や呼吸が急激に上がらない、軽いゆっくりとした運動がおすすめです。例えばヨガは、ポーズをとるときに関節や筋肉に痛みを感じたりしますよね? 痛みに意識を集中させることで、ストレスを忘れることができるんです」

 

ポジティブな言葉が長生きにつながる

衣食住の環境がほぼ共通している修道女たちが書いた日記を調べた研究で、うれしい、楽しいなどのポジティブな言葉が多い人は、ネガティブな言葉が多い人よりも寿命が長いという結果が出たそう。「ポジティブな人のほうが、生涯を通して健康状態が良好な傾向が。不満やグ チといった後ろ向きな言葉は、笑顔を消す要因に」

 

掃除に没頭することでストレスを忘れられる

タイルの目地をきれいにしたり、窓拭きしたりするのもいいストレス発散になると斎藤先生。「楽しみがすぐには見つからない人は、掃除するのでもいい。何かに没頭することで不満やストレスを忘れることができます。ストレスの原因そのものを解決することはなかなか難しいので、こまめに発散できる方法を見つけることが大事」

 

マインドフルネスで本来の自分に気づく

近年、企業も取り入れているマインドフルネス。雑念にとらわれず、今この瞬間だけに意識を集中させる瞑想のこと。「他人の目を気にしたり、どこかで無理をしたりするからストレスがたまるんです。誰かのために装ったり、演じたりする自分ではなく、本当の自分に向き合うことも必要。そのきっかけに取り入れるといいでしょう」

 

 

イラスト/かたおか朋子 構成・原文/矢沢美香(STRIPE)

 

 

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