きれいな笑顔のためには環境整備が必要!
普段の自分がどんな笑顔をしているか、意外と気づかないもの。専門家に素敵な笑顔の法則とエクササイズを教えてもらいました。
そもそもきれいな笑顔とは?
下のイラストを参考に、笑ったときの口元を鏡でチェック。下の歯が見えたり、口角が片側だけ上がったりする人は筋肉がアンバランスな証拠。ふたつのエクササイズを実践して。
素敵な笑顔の基本は咀嚼筋や舌の筋肉の強化
指導してくれたのは歯科衛生士で表情筋トレーナーの内田佳代さん。
「口を閉じたときに舌はどこにあるかチェックしてみて。口角をきゅっと上げるには、舌の位置が重要です」
上あごに舌がぴったりついているのが本来の正しい舌の位置。下の歯に舌が当たってしまう人は、舌の筋肉が衰えている表れだと言います。
「顔の筋肉はおもに咀嚼筋、表情筋、舌の筋肉の3つ。なかでもきれいな笑顔を作るためには、咀嚼筋と舌の筋肉を鍛えることが最優先。最も大切なのは食事です。食事の時間をきちんと取り、野菜を大きめに切る、ゆで時間を短くするなど調理法を工夫してみて」
次ページでは、きれいな笑顔のためのエクササイズをご紹介!
【舌ぐるぐるエクササイズ】
舌の筋肉と、口を閉じる筋肉を鍛えるエクササイズ。舌が見えないよう、口をしっかり閉じて行います。「唇の裏側を刺激して唾液の分泌を促します。二重あごの予防にも効果的です」。1日3~5セットを目安に。「毎日続けることが大切。入浴時などを活用してください」
【空気プクプクエクササイズ】
「口元や頰骨まわりの筋肉が硬いと動かしにくいので、筋肉を柔らかくほぐし、左右対称の顔を目指すエクササイズです」。3~5セットを朝晩2回行って。「頰がはちきれそうなくらい力を入れるのがコツ。慣れてきたらプクプクと小刻みに力を入れたり抜いたりしてみて」
イラスト/かたおか朋子 構成・原文/矢沢美香(STRIPE)