ミーナです。女性が憧れる女性の1人、メイクアップ・アーティストの藤原美智子さん。凛としていて素敵な藤原さんのキレイの秘密=毎日YOJOを、教えていただきました。
40代前半までの夜型生活から、現在は早起きを心がけて生活を切り替えたという藤原美智子さん。
外側からだけのキレイではなく、心身ともに美しくなるために藤原さんが行っている“毎日YOJOを”をご紹介します。
今回は、藤原さんの日々のYOJOに対する基本的な考え、意識についてです。
藤原美智子 さん Michiko Fujiwara
profile
1958年生まれ。ラ・ドンナ主宰。雑誌の表紙やビューティページ、広告のヘア&メイク、執筆、化粧品関連のアドバイザー、講演、TV出演等で幅広く活躍。『大人の女は、こうして輝く。』(KKベストセラーズ)、『大人のキレイのつくり方』(PHP文庫)など著書多数
46歳から始めた朝型生活で、
心と体の変化を実感しています
「46歳のときに朝型生活に変えてから、体も心も変わってきました」
藤原さんは、毎日5時起きの生活を続けています。起きてすぐに〝セロトニン瞑想〞を20分、ヨガを20分、通常の瞑想を20分。この1時間が、自分のためのYOJO時間。
「セロトニン瞑想は、ある先生に取材で出会って6月から始めたばかりですが、3カ月続ければセロトニンの分泌が促されるようになって、幸福感や共鳴感を感じるようになるものだそうです。半眼を開けて1mくらい先の床を見つめながらスーッと息を吐ききり、吸う息は自然に入ってくる分だけ。最初は10分くらいしか続けられなかった瞑想が、20分できるようになりました。
毎日続けるのは確かに大変ですが、私が気づいたことは〝心に重きを置かない〞こと。心は言い訳します。眠いとか、面倒だとか、疲れているとか。心に支配されず、とにかく行動することで必ず習慣化します。頭で考える前に行動を!」
とはいえ、40代前半までは毎日パーティや食事会などで夜遅くまで起きていることが多かったそう。
「生活を切り替えてから、今は自分がとても爽やかな人になった気がします(笑)。もともと体がかたくて、ストレッチもままならなかったのですが、以前は心もカチカチでした。けれども、少しずつ体をストレッチすることで、心まで楽になったんです。それに驚いて、ずっと続けていますが、心身ともにすごくやわらかくなりました。
美容で外側がキレイになっても、幸福感を感じられなければ本当のキレイにはなれない。自分が心地よいと感じることをするのが、いちばん大事なのだと実感しています」
次回は、実際に藤原さんが行っている4つのYOJOをご紹介します。
撮影/フルフォード海 取材・原文/島田ゆかり