あの「猫」に会いに、30周年展開催中の熊谷守一美術館へ
こんにちは、小暮美奈子です。
紫陽花の花が色づいてきたなぁ、と思っていたら
東京も梅雨入りとなりました。もう6月ですね。
先日、かねてより行きたかった画家の熊谷守一さんの美術館に行ってきました。
生前住まれていた旧宅跡地に、1985年に二女の榧さんが私設の個人美術館として開館し、現在は豊島区立熊谷守一美術館になっています。
熊谷守一さんを知ったのは、京都の三月書房で「熊谷守一の猫」という
本に出会ったのがきっかけです。
先ず表紙にノックアウト!
中を見てみるとたくさんの猫の絵とともに短いつぶやきのような
文章が入っていて、それがまたものすごくよくて、
たちまちのうちにファンになってしまいました。
絵も文章も、なんとも味わいのある、そしてさりげないもので、
でも圧倒的な魅力でした。
それからは画集や本を何冊か読み、美術館があることを知って
すぐにでも行きたいと思っていましたが、今回やっと行くことができました。
美術館は豊島区千早の住宅街にあります。
美術館のパンフレット。
表紙に使用されている「アゲ羽蝶」も見ることができました!
コンクリート打ちっぱなしの外壁には代表作のひとつ「赤蟻」が。
6月28日まで「熊谷守一美術館30周年展」開催中です。
展示室は一階から三階まで3フロアに分かれていて、様々な絵や墨絵、書
(これがまた、いい!)、ご本人が使っていた道具なども置かれていました。
今回の展示作品集を買い、カフェコーナーでひと休み。
「日輪」にも惹かれました〜
家に帰り、何度も熊谷さんの本をながめ余韻に浸っておりますwww
豊島区立 熊谷守一美術館