こんにちは!毎年3月はな~んかだるくなる(眠くなる)ギリコです。
今日はカラダによさそうな本を紹介しますよ♪
ジャーン、『再春館製薬所が教える おうち漢方』という本です。
漢方って何? 漢方って難しいじゃないの?
そんな方にとくにおすすめ。
やさしく答えてくれます。
・疲れたら梅干しを食べる
・お刺身にワサビを添える
・冷奴の薬味は生姜とネギ
ふだん当たり前にやっていること、実はこれも漢方だそうでこの本ではそれを「おうち漢方」としています。
・汗をよくかく
・季節は夏に弱い(または冬に弱い)
といった簡単な18個の質問に答えれば自分の体質がわかる「体質チェック表」もあり、やってみたところギリコは「熱証」(体力があって体の機能が過剰に高まりやすい体質)でした!
そんな熱証におすすめなのは体の熱をとる「水分の多い食べ物」「生野菜」「暖かい地方でとれる食べ物」「白い食べ物」とのこと。
ふむふむ。
ほかにも「冷え性のタイプ診断」「月経痛のタイプ診断」「便秘のタイプ診断」もありますので、”診断”好きにはたまらない本です。
しかもそれぞれの診断を終えると、タイプ別に丁寧な解説があるだけでなくおすすめ料理のレシピまであるので、お料理本としての役割も担ってくれます。
とくにこのたびギリコが驚いたのは、紹介されているレシピのシンプルさ。本当に簡単なんです。
たとえば「便秘のタイプ別診断」で”肝鬱気滞”タイプ(便は出るけど細くて切れ切れ。おならやゲップが多く、つねにお腹が張った感じ)となった方におすすめのレシピは……
「ブロッコリーの揚げびたし」。
小房に分けたブロッコリーを油で揚げて、薄口しょう油と生姜であえるのです。
(ちなみにブロッコリーは五臓の機能を調節、回復させ気のめぐりをよくする食材と紹介されています)
え? 油で揚げるのが面倒? う~む、そういう人にはこれはいかがでしょう。
ジャーン、「生姜の味噌汁」。
鍋に水に入れて沸騰したらモヤシを入れます。
モヤシが透き通ってきたら、生姜味噌(すりおろした生姜と合わせ味噌、和風だしの素を混ぜたもの)を溶きいれます。
ひと煮立ちしたら器によそい、細ネギを散らす。
ね?簡単でしょ!
この「生姜の味噌汁」は「冷え性タイプ診断」で「寒湿タイプ」(とくに足がよく冷え、しもやけになりやすい。手もよくむくむ)
の方におすすめだそうです。
ひょー、簡単でつくりやすものばかり!と思ってふと本の裏表紙を見たら……
と小さく控えめな表記が。
もちろんギリコに異存はありません。
ちなみにギリコ、今回は「春にとりたい食べ物」と「食べ物の五味・五性・五色」のページを参考に、冷蔵庫にあるもので朝ごはんを用意してみました(昨夜東京は大雨で飛行機も一部欠航になったほどです。会社の帰りは買い物どころではなかった……ずぶ濡れ……)
ひじき煮、ふき味噌、にんじんのぬか漬けです。(春に食べるとよい食材に海藻、ニンジンとあったので)
旬の食材(これも漢方では大事だそう)のふきのとうをゆがいて発酵食品の味噌と合わせました。
あら朝から、ひじきを煮るなんてよく時間あるわね~!と思われた方。
実は超手抜きなんですよん、これ。
まず、手抜き料理の秘密兵器が↓これ。
こんぶ水です。ポットにこんぶとお水をいれて一晩冷蔵庫に入れておけばもうOK!
ポットの中の薄緑色の水、これ、こんぶのエキスの色です。
このこんぶ水、一週間はもちますし、グリーンピースご飯など淡白なお味のご飯を炊くときはこんぶ水を投入すれば、おいしくできます。(もう本当にこんぶ水がいかに便利か、機会があれば紹介したいギリコです)
こんぶ水で煮れば、ことことじっくり煮なくてもコクが出て、おまけに味付けもうすくて済むので、高血圧が二人いるギリコ家にはバッチリなのです。
そして大豆。
前の晩から水に漬けて……なんてするわけありません、せいみの蒸し大豆です。(先日大豆の炊き込みご飯をつくった残りです)ひじきが煮あがったら混ぜるだけ!
おっと、話を本に戻します。
『再春館製薬所がこっそり教える おうち漢方』、気張らず漢方を知るにはよい本です。
お子さんが一人暮らしを始めるときに、一冊持たせるのにもおすすめだと思いました。(だって本当に簡単なレシピばかりですから!)
毎日YOJO、今日はギリコからでした♪