運がUPする「おそうじ風水」
PART2
願いをかなえるおそうじ術
恋愛がうまくいく! 仕事で成功する! 健康な暮らしを満喫する!
あなたなりの幸せな未来を描いて、おそうじをしてみませんか?
願いごとにおそうじのツボを紹介します。
免疫力を高めて健康になる
排水口を清潔に保つ
全身がだるい、疲れがとれないなどの不調はありませんか? “何となく”不調な状態が続くと、身体の免疫力が低下し、さまざまな病気を招きやすくなります。はっきりとした症状がでる前に、免疫力を高めるおそうじをしましょう。
日本は湿度の高い風土です。湿気が家の中にこもると、衛生上よくありません。中医学ではこのことを「 湿邪(しつじゃ)」といいます。「湿邪」の影響を受けると、体内にも水分が停滞して身体のだるさやむくみにつながります。
おそうじ風水では、家の排水口をきれいに保つことで、免疫力を高めます。排水口は、湿気がたまりがちなバスルームや洗面所、キッチンのシンクすべてです。バスルームや洗面所は下のイラストのように、髪の毛やゴミを取り除き、お湯をかけてから排水口専用洗剤を垂らします。あとは汚れを分解してくれるのを一晩待って、翌日シャワーで洗い流すだけ。
シンクの排水口も生ゴミなどを取って、同様の手順でそうじしてください。陰の気が滞りがちな排水口をきれいにして、「湿邪」を追い出し、健康運を高めましょう。
ゴミ箱にフタをする
住まいの環境は、住む人の身体にあらわれるといいます。つまり、体調のトラブルは、家の中の風水をよくすることで解決できるのです。空気中にホコリやチリが舞っていると、不衛生で身体に悪影響を与えます。室内のすがすがしい空気を保つため、不浄なものをためるゴミ箱はフタつきを選びましょう。リビングなど、人の出入りが多いところや寝室は、清浄な空気を保っていないと身体に黄色信号が出ます。
ニオイの元を断つ
家の中には、放っておくとニオイを発生する場所がたくさんあります。例えばトイレやキッチンの生ゴミ入れ、バスルームや洗面所の排水口など。人によっては、ペット用のトイレやタバコのニオイもあるでしょう。すでに悪いニオイに身体が慣れてしまい、気づかない人もいるかもしれません。
ニオイの元になっているものが何なのか、きちんと家の中を調べ、元になっている場所を清潔に保ちましょう。清浄な空気から、免疫力が高まっていきます
換気をして空気をきれいにする
コバルトブルーの海、すがすがしい山の頂上、爽やかな風が吹きそよぐ清流のそばなど、空気のきれいなところへ行くと、深呼吸をしたくなります。反対に都心の車渋滞の脇を歩くときは、思わず口や鼻を手で覆いたくなりませんか?
きれいな空気を身体いっぱいに取り込み、悪い空気をなるべく外に出すことは、健康を保ち、免疫力を高めるために必要な身体の機能です。良い気は海や小高い土地、川の澄んだ場所など、気の流れがあり、淀まないところに集まります。家の空気を少しでもそれに近づければ、健康運が高まるのです。
そこで私たちができることといえば換気です。一定の時間になったら、窓を開けて全体の空気を入れ替えましょう。窓には通風口が取り付けられている場合が多いです。冬の寒い季節や雨など、窓を全開にしたくない日は通風口を開けておきます。
トイレやバスルーム、キッチンまわりは、なるべく使用後に換気扇を回して、湿気やニオイを取り去ります。空気が循環すると気も循環するため、悪い気が追い出されて良い気が舞い込んできます。換気をすると、部屋のホコリも追い出すことができます。
次回は、うつ気分をはらしたいときにおすすめの「おそうじ風水」をご紹介します。