更年期の治療はバリエーション豊富!
吉川千明、わたしの場合
対馬ルリ子先生と始めたこのセミナーも
2002年から通算114回目、
昨夜は今年最後の「女性ホルモン塾」でした。
会場の対馬ルリ子先生の銀座のクリニックも満員。
昨日は50代、私たちと同世代、アワエイジ世代が多い日でした。
ちなみに次回2017年のスタートは、2月
<とても多彩、これが更年期治療のメニュー>
わたしもこれらを上手に組み合わせています。
* HRT(女性ホルモン補充治療):内服薬、ジェル、クリーム、パッチ等種類があります
* 漢方薬:体質と症状にあわせた総合薬です。HRTと併用もよくします
*抗うつ剤、精神安定剤、睡眠導入剤、セロトニン再取込阻害剤等
*カウンセリング:パーソナル、グループ、ピア(同じ悩みを持つ)等
*運動療法:筋トレ、ピラティス、ヨガ、骨盤低筋体操等
* 鍼灸治療、整体、気功、マッサージなどの伝統治療やボディワーク
*アロマテラピー:ゼラニウム、ローズ等
*サプリメント:イソフラボン、ブラックコホシュ、プエラリア等
私はHRTと漢方の併用。
ル・エストロジェル、この美容液のようなボトルにジェルに溶かされた天然型のエストラジオールが入っています。1日1回腕の内側に塗るだけ。
HRTも内服薬、ジェル、クリーム、パッチと種類が豊富。
それと漢方も上手に使っていますよ。併用!
漢方とHRTは相性がいいですから。
HRTは保険適用の処方薬。婦人科の先生に処方してもらってください。
定期的にお薬をいただきに行くのが面倒という方もいますが、体調や最近の様子をドクターにお話しするということも、大きな病気を未然に防ぐ手立て、よいことと私は考えています。
最近足を骨折。更年期以降は、運動、筋トレは必須。
写真はイベントのレセプションで。私は庭で転んでご覧の通り骨折中。
「女性は骨が弱い」のを実践!してしまいました。
骨は毎日壊れ、作り替えられています。骨代謝を落とさぬように軽い負荷をかける、運動習慣が必要です。
女性は男性より寿命が長いが寝たきりも長い。
平均13年とでています。
骨量を増やす努力も致しますが、
すぐ始めたいのは、筋肉量を増やすこと。
骨を支える筋肉を増やしたい。
筋肉を増やせば、血流もよくなる。
最近は、筋肉でホルモンを作ることがわかってきています。
いろんな意味で筋肉を増やすことは大切です。
楽になっていいのよ!
写真は、大好きなイギリスのブランド、「イラ」の新発売のロールオンアロマ。
だ〜い好き。なんとも言えないこの香り。好きすぎる!
小さいけれど使いでがあって、頭部や首筋、デコルテに塗って仕事の合間にマッサージ。香りの効果は計り知れません。ぷんぷん、いい香りにみんなが振りかえります。
鍼灸やマッサージなどのボディワークも大好き。
体を楽にしてくれる場所やツールはいくらでも知っておきたい。
サプリメント-足りない人ほど摂ってない。
カウンセリングをしているとあることに気がつきます。
むしろお食事をしっかり摂っている人ほどサプリメントを上手に使いこなしています。
戦前の女性の寿命は50歳だったとか。
今は87歳。
でも寝たきりは平均13年。
自分の弱いところが出てくるのが閉経後。
食事は基本、そこで自分の弱いところを見極めて、上手にサプリメントを活用したいと思います。
ビタミンB群とCは基本のキ。しっかりと取りたい。
疲れやすい人、せめてB群は摂っていてね。
鉄を摂るにもビタミンCと一緒に。
骨やコラーゲンのためにもカルシウムにビタミンCとタンパク質。
HRTができない人には、サプリメントで女性ホルモンのサポートをする、イソフラボンやイソフラボンの高吸収型進化系エクオールなどがオススメです。
美味しいご飯を楽しんで、さらに私はサプリメントを活用しています。
更年期のない女性はいない-女は50歳から!と私は思っています。
年末に長々と書きましたが、
私たちは、更年期どころか、もう老年期に突入しようとしています。
そんなことは、何とも思っておりません。
大事なことは、自分のことを知って、
自分のためのケアプログラムを描くこと。
大事なことは、頭の中を柔らかくしておくこと。
柔らかく、と思っていても硬くなりがちだから。
わたし、来年はうんと旅をしようと思っています。
これからの新しい旅。
一年が今年も早かったな。
みなさんはどうでした?
1日1日を楽しんで、来年もよいお年に致しましょうね。