私が在住しています、広島県福山市沼隈町の「神勝寺 禅と庭のミュージアム」を御紹介いたします。
お寺なのに”ミュージアム”
つまり、芸術的な要素が満載のお寺です。
昨年グランドオープンして以降、お寺とアートのコラボレーションする不思議な空間は話題となり、瀬戸内の最新観光スポットとなっています。
まず、総門をくぐると、その敷地の広さを上手く利用した、ある種芸術的ともいえる空間に圧倒されます。
現代風なアレンジを取り入れながらも、「和」と「禅」を表現しているランドスケープは、この冬の最中でも、見応えある風情をかもしだしています。
それもそのはず、作庭は、有名な島根の「足立美術館」の作庭集団によるものだとか。
総門から続く本堂までの間には、茶室もあり、途中休憩をとりながら、抹茶等をいただけるようになっています。
各場所、場所に季節の植物や建物の配置等による視覚的な変化があるので、小道散策も退屈しません。
そして、辿り着いた本堂の庭がまた素晴らしい!!!!!
画像で表現できるに、限界があるので、是非とも訪れていただきたい、です。
本堂の内部には、「白隠」の禅画のコレクションがあり、これまた見応えあります。
真っ暗な空間に各作品が浮かび上がるようにしている、その展示方法もユニークです。
そして、こちらのお寺の中で特に人気なのが「洸庭/Kohtei」と名づけられた不思議な建物。
橋を渡って、「洸庭」に向かいます。
これが「洸庭」です。
まるで船のような物体が、浮かび上がったような形状のこの建物。
こちらは、30分ごとの入替となっていて、20名定員で、中に入ることができます。
内部では、どんな体験が待っているのでしょうか・・・??
それは、行った人だけのお楽しみ、ということで。。。!
入手したパンフレットによると「全感覚的な体験」と書いてあります。
神勝寺では坐禅や写経等も体験できるので、この施設だけで1日「禅」を満足いくまで体感できるのではないでしょうか?
まだできて新しいので、全国的には認知されていないかもしれませんが、是非とも瀬戸内にお越しの際には、こちらの施設に足を運んでみて欲しい、と思います。
神勝寺 禅と庭のミュージアム
http://szmg.jp