ひとりドイツ旅の続きです。 サッカーに興味のない方には若干退屈かもしれませんが…ブンデスリーガ試合観戦に行ったら是非経験していただきたい スタジアムと公開練習見学の見学についてご紹介します。
ドイツではサッカーチームの多くが公開練習を行っています。 集まるファンの多くは地元の方々ですが、 公共交通機関を使って各練習場へのアクセスが可能なので 旅行者も行きやすいのです。
[注意]詳細については各チームの公式サイトで要確認。 直前に日程変更もよくあるので、 現地入りしてからもマメにチェックをお忘れなく。
シャルケの練習場はスタジアムと同じ敷地内に2か所あり、 今回私が訪れた期間に使われていたのは 現在のVeltins Arenaが出来る前にスタジアムだった Parkstadionという場所でした。
ピッチの周りには元観客席だったスペースがあるため、 練習見学は少し遠目からになります。
ちなみにもう一か所の練習場はピッチのすぐ傍で見学でき、 昨年初めて訪れたときは、その迫力に圧倒されました。
(こちらは昨年4月に練習見学した際、撮影した写真です)
練習とはいえ、ゲーム形式になれば皆大声を出して本気で攻め合います。 レギュラーの座を奪うためには日頃の積み重ねが大事なのですね。
間近で一流選手のプレイが観られることはもちろん、 練習後のファンサービスも楽しみのひとつです。 毎回の義務と決められているわけではありませんし 子供から大人までたくさんのファンが見学に訪れますので 運が良ければお目当ての選手と触れ合えるという気持ちで臨んでください(笑)
私はシャルケグッズやユニフォームに ヘーヴェデス選手、ドラクスラー選手、マックス選手、ゴレツカ選手(以上ドイツ代表) コラシナツ選手(ボスニア・ヘルツェゴビナ代表)、内田選手(日本代表)、ケラー監督などからサインをいただいたり、 一緒に写真を撮ってもらったりしていただきました。
公開練習が休みの日に行ったのはシャルケのホームスタジアム見学ツアー。 (ひとり9ユーロ=約1,260円 1ユーロ140円で計算) 案内してくれた女性スタッフが話しているのはドイツ語。 すごく丁寧に説明してくださいましたが、残念ながらほとんど理解できず(涙) それでも誰もいないスタジアムの中を見学して歩けるというのは テンションが上がります。
試合が行われていないときは、 こうして芝生を外に出し手入れしているのですね。 ピッチ全体が自動でスライドする画期的な仕組みなのです。
スタジアム内はまだ掃除されてなく、 観客席や廊下に飲み物や食べ物のゴミが散乱。 試合の熱気が残っているようでした。
そんな中お待ちかねのロッカールーム! ここにも飲みかけのドリンクや食べかけのシリアルバーがそのままに。
プラスチックのコップに選手のイニシャルが書いてあるのを見て 興奮してしまいました。 床には剥がしてポイッとされたテーピングや スパイクにくっついてきたらしい芝が散乱。 そうっと持って帰りたい気持ちを抑えて、先へ進みます。
いよいよ来ました!! 試合の時の選手入場口です!
いつもテレビで観ている、この場所で記念写真が撮れるというのは ファンなら誰でも興奮しますよね。
他にも記者会見が行われる場所、選手がインタビューを受けるソファ、 プレスセンターやVIPルームなど、記念撮影スポットが盛りだくさんでした。
スタジアム見学ツアーを終えた後はシャルケミュージアムを自由に見学できます。
過去に獲得したトロフィーや歴代のユニフォームなどの展示、 Veltins Arenaが出来るまでの歴史をビデオ上映、 グッズに囲まれた小さな部屋など じっくり見て回っていたらあっという間に時間がたってしまいました。
2013/2014シーズンを3位で終えたシャルケ。 ブラジルワールドカップが終われば、すぐに次のシーズンですね。 チャンピオンズリーグ、そしてリーグ戦とまた応援に行ける日を楽しみにしています。
サッカー三昧のドイツ旅ではありますが、 せっかくなのでシャルケ練習場で知り合った女子と街歩きもしてきました。 次回はグルメとドイツの街並みをご紹介します。
■FC Schalke 04 http://www.schalke04.de/jp/