札幌から車で約2時間半ほどの所に、その名の通り美しい美瑛町があります。
北海道観光では、富良野でラベンダー、美瑛で丘の景色を楽しむのが人気です。美瑛で最近人気のスポットが、青い池。
十勝岳の火山泥流から住民を守るためのえん提に、アルミニウムを含んだ水が溜まり青い池になったそう。
Macの壁紙になったことで広まった場所で、私も最近知りました。
天候や時間によって色が変わるのですが、私の行った時は、コバルトブルー。角度を変えたり、レンズを通すとエメラルドグリーンに見えます。とても不思議で神秘的です。
さて、今回の目的は美瑛小麦の美味しいパン探し。
なぜなら、美瑛町は日本有数の小麦産地です。乳製品も豊富ですので、地元産の材料にこだわるパン屋さんやカフェがたくさんあるのです。
向かったのは、小さなパン店リッカロッカ。
到着したのは、11時くらいでしたが、もう売り切れ続出です。
これらを購入。
北海道産の具材や有機栽培の材料を使い身体に優しいパンを作っているお店です。
リュスティックのチーズとはちみつのパンを翌日食べたのですが、甘さと塩加減が絶妙で、ハードパンなのに食べやすい。美味しい! パンの美味しさはもちろんですが、こちらのすごい所はそのロケーション。お店の外にテラス席があってさらにその前にはお庭が。
もはやパン屋さんのスケールではない、ほぼ公園です。ここで食べたら気持ちよさそうですが、パンはお持ち帰り。
ランチに行きたいカフェがあるからです。
お目当ては……?
こちらのリーズカフェ。美瑛の道はとにかく広大で目印が無い!さんざん迷いながら、道端に牛がいたり丘の景色を楽しんだりしながらやっと到着。車中、我慢できず、リッカロッカで買ったチョコとバターのサンド完食。ここのパン本当に毎日食べたい。そして、こちらがリーズカフェ。
右側部分がカフェ、オーナーのお家の一部です。
何と、セルフビルドだそう。まさに、大草原の小さな家のイメージ。
店内もアンティークな感じで落ち着きます。
カウンター席を勧められ、座った窓からの景色は
白樺林では、富良野で結婚式を挙げた方がウェディング写真を撮影していました。
さて、早速注文。
美瑛小麦で焼いたベーグルとミネストローネ。
つやつやですよ、モチモチですよ。アゴがだるくなることなく、ちょうどいい弾力のベーグル、好みです。
添えてあるのは、お庭で育てたラズベリーのジャム。お砂糖控えめで作っているそうで、ベリーの味が濃くて美味しい。
レジのまわりに、手作りジャムがたくさん売っていたのでブラックベリーとリンゴを購入。これも美味。
席の横にも窓があり、少し離れて見ると
窓枠が額縁のように見えてまるで一枚の絵のようです。
こちらのカフェ周辺は、お散歩に最適とオーナーさんに勧められ、ちょっとぶらり。アップダウンが激しいので運動になります。
深呼吸したくなる風景です。
美瑛町は、食べ物だけでなく景色もご馳走です。
季節によって、それぞれの楽しみ方がある美しくておいしい町です。