瀬戸内海には、多くの島が存在し、其々が個性溢れる魅力満載の島なのですが、今回訪れたのはその中でも「ウサギの島」として有名な「大久野島(おおくのじま)」です。
瀬戸内海の小さな島に行くには、船に乗らなければなりません。
大久野島に行くには、広島県竹原市”忠海港(ただのうみこう)”よりフェリーに乗ります。
忠海の切符売り場兼、待合所はこんなに絵になる可愛い建物。
中では、ここでしか買えないウサギグッズ等が購入できます。
切符を購入し、いざ行かん、ウサギの待つ「大久野島」へ。
大久野島へは、忠海から約15分。
島旅、初心者には、ちょうどよい”チョイ旅”な距離です。
大久野島の桟橋につくと、観光拠点となる「休暇村 大久野島」への無料送迎バスがいいタイミングで来ていたので乗り込みました。
バスは、ゆっくりと島を走り、数分で「休暇村 大久野島」へ到着。
広~~い視界広がる海沿いのとても解放的な場所に「休暇村 大久野島」はありました。
屋内には、レストランもありランチ等もいただけます。
レンタサイクルもあるので、島内巡りには最適です。
また、色んなアクティビティも揃っているので、ここで宿泊してゆったりと島の休日を過ごすのもオススメです。
というわけで。
とりあえず、ウサギ用の餌も売っているので、購入し、歩くと、もれなくウサギがどこからともなく寄ってきます。
・・・・というか、気がつけば、そこらじゅうにウサギが!!!!!!
餌を持ってなくても警戒心ないウサギ達がアチコチからやってきて、足元にまとわりつくので、気が抜けません。
気を付けてないと、ウサギを踏んだり、蹴ったりしちゃうのです。
私は何度も歩こうとして、ウサギに足があたってしまいました。
そして、私がかがむと、ウサギが身を乗り出して、餌が欲しい、と手元を覗き込んできます。
小さな子ども達ときたら、もう、大はしゃぎでしょうね・・・!!
こんなにウサギを見ることは、生涯ないかもしれない、、、ぐらいのウサギの数。
帰りは、桟橋までそう遠くなかったので、海を見ながら歩いてみました。
その途中も、ウサギの氾濫は止まりません。
餌がある場所にはこんな「ウサギ溜まり」も!!!
そんなウサギを横目にパチリ♪♪
このウサギ溢れる状況は行ってみないとわからない、かも、です。
そんなこんなで、ウサギを堪能して、時間もきたのでフェリーに乗って本土へ。15分間、海風あたるデッキで瀬戸内の多島美を眺めながら帰港。
ところで。
今でこそ、「大久野島」は可愛いウサギ溢れるキュートな島となっていますが、実は戦時中は毒ガスを製造していた暗い歴史を持つ島でもあります。
島には、廃墟となった毒ガスに纏わる建物の一部も残っています。(資料館も有)
そんな黒い歴史もふまえながら、現在のほのぼのとしたウサギの様子を見て、平和への想いを強く感じることができました。
単に可愛いだけじゃない、この島へ、皆さま是非とも足をお運びください。
休暇村 大久野島
https://www.qkamura.or.jp/ohkuno/
大三島フェリー
http://sanyo-shosen.jp/omishima/