横浜市東急東横線綱島駅周辺は、かつては80軒もの宿泊施設があったとされ温泉街として栄えた町。今では渋谷まで急行で20分ほどの場所のため、商業施設や住宅街が広がる地域となりました。
駅近くに流れる鶴見川沿いを10分ほど、はじめてなら探しながら歩かなければ通りすごしてしまいそうな場所にそのお店があります。
”パリのどこかの空の下、小さな小さな菓子店で、きどらないママがクラシックなお菓子を作っています”
というコンセプトの洋菓子店 ”Herriott”
オーナー様は、以前はリネンやコットンを使った小物作家さんで、たびたび雑誌などにも登場されていた方。ふんわりとしたロングスカートがお似合いのモデルさんのように美しいマダムが、約二年前にオープンされたお店です。
店内はオーナー様のこだわりを感じるアンティーク調の素敵なインテリア。
飾れている小物ひとつひとつがとっても素敵!
お菓子のお味だけでなく、オーナー様の作り出す世界観に対し熱烈なファンがいらっしゃるようです。
友人に教えていただいて初めて訪れましたが、私の心もキュッとつかまれましたよ~
お店のインテリアに溶け込むように、販売用のお菓子が並べられています。
カヌレやスコーンをはじめ、クッキーやメレンゲなど、おなじみのお菓子たちなのですが、
どこかほかのお店とは違っておしゃれに見えます。
店内は6人がけのテーブルと2人がけのテーブルがあるのみ。
スイーツやランチもこちらでいただけるのですが、ランチは完全予約制です。
今回の目的は、ランチでした。
もう、お皿が運ばれてきた瞬間、かわいくてびっくりですよ!
これ、スイーツではないのですよ。
シューの中には牛筋の煮込みが仕込まれているのです。
こんなに乙女心を刺激するお料理、なんだか久しぶりだな~と。
これはおでかけ女史組をご覧いただいている方に、是非、ご紹介しなくては!と思ったのです。
訪れた日は、お隣の6人がけのテーブルでスマホ撮影のレッスンが開催されていたのですが、お料理のあまりの可愛さに、レッスンに参加されていた皆さまとそれぞれのテーブルを撮影しあうという事態に!はじめてお目にかかった方々でしたのに、かわいい!と思う気持ちは同じ。少しでも素敵に撮影したいな~と皆さまで色々な角度から撮影を楽しませていただきました。
スープとメインの後は、ご自慢のスイーツが。
この日はなんと懐かし~いスワン型のシュークリーム♪
ちょっと前に、またスワン型シュークリームが復活している・・・という記事を、どこかで見たばかりだったので、すぐに出会えて感激しちゃいました。
食べてしまうのが、もったいない。
ず~と眺めていたい・・・でも食べたいと、心の葛藤の時間でした。
通常でも火水木曜日のみの営業。
夏はお休み、ランチはずっと予約でいっぱいと、なかなかハードルが高いですが是非大人の女性に訪れてほしいお店であります。
単に素敵で美味しいというだけでなく、オーナー様の心のこもったおもてなしが、まるでお友達の家に招かれたような気持ちにさせてくださいます。
秋はまた果物の美味しい季節。
りんごの焼き菓子とか美味しいそうだな~なんて、待ち遠しくなっている私がいます。
涼しくなったらまた伺いたいと思います!
Herriott (エリオット)
https://www.facebook.com/merceria.herriott/