暑いです。今年の北海道は記録的な猛暑。
そんな札幌をさらに熱くするイベントが「SAPPORO CITY JAZZ」
「札幌がジャズの街になる」をコンセプトに2007年から始まった国内最大規模のジャズフェスティバルです。国内外のアーティストが約2か月間札幌各所でジャズイベントを行います。
7月になると大通公園に巨大テントが出現します。
こちらは、イベントの中心となるサッポロミュージックテント。
１ヶ月間日替わりでスペシャルライブが行われます。人気アーティストのチケットはすぐ完売。モタモタしていて、買いそびれたのですが、運良くFMノースウェーブのCRCK/LCKSというバンドの招待ライブに当選。
初めてのミュージックテントライブです。入り口はこんな感じで
中は別世界、すごく広い。
ここは…
座席やステージの感じがブルーノートにすごく似ているのです。確認したら、協賛企業の１つがブルーノートジャパンなので、なるほど納得。
テント内には、本格的な厨房がありレストランが併設。北海道の食を味わいながら、音楽を楽しめます。
会場にいるスタッフの多くが市民ボランティア。丁寧だけれど気さくで、とても感じがいいのです。入ったらすぐ席までエスコートしてくれます。
私は一階席なのですが、二階がまたステキと聞き、少し見せていただきました。
ガラッと雰囲気が変わって大人の空間です。
バーカウンターのようになっています。
気分を味わうのに、ちょっとだけ座らせていただきました。
お食事は、テーブルオーダーかカウンターで注文のクイックメニューがあります。
テーブルオーダーだと、ディナーという感じになるのですが、この日は連続猛暑日。道産子レディの食欲は失われておりまして、飲み物だけ注文しにカウンターへ。
食べたくないだの、飲み物だけでいいだのグダグダ言っていると友達に「ほら、パンあるよ」
カウンター横に、本日のメニューであるランチボックスが。
あら、クロックムッシュじゃないですか！ パンなら食べます。
このクロックムッシュ、パンは本当にシンプルな食パン。そこに、北海道の濃厚チーズが挟まっております。添えてある自家製ソーセージのチリビーンズと一緒に食べるとちょうどよい塩加減。ピリ辛で食欲復活。池田町多田農場産フライドポテトと今が旬のトウモロコシ。平らげました。
クイックメニューとはいえこのプレートに北海道が詰まっておりました。
会場内は大人ムード漂うカップルやご夫婦といった方が多く、落ち着いた雰囲気。
大人達がお酒を楽しむ横で、自家製ハニーレモネードで乾杯。
写真撮りましょうかと声をかけて下さったスタッフの方が70歳のお姉様。面白い事ばかり言うので、爆笑した後を撮られてます。やはり、ボランティアで参加されていて、キビキビと働いていらっしゃいました。
演奏中は、撮影禁止なので写真がありませんが、バンドメンバーで北海道出身のドラマー石若駿さんのドラムバトルのあまりの迫力に釘付け。前のめりで観賞しておりました。
テントライブは、7月までですが、イベントはまだまだ続きます。
ホテルや公共施設などでのパークジャズライブは無料で見る事が出来ます。
8月26日の札幌芸術の森野外ステージで行われる「ノースジャムセッション」で幕を閉じます。札幌の野外ライブは気持ちいいですよ。
今回初めてテントライブを見たり、イベントについて色々調べたりしたことで、ボランティアの方々や札幌市、地元企業がこのイベントや札幌を盛り上げようとして一生懸命なのが、すごく伝わってきました。また来年も行きたい、それとも私もボランティアとして参加してみようかなと思える素敵なイベントでした。
札幌シティージャズ
http://sapporocityjazz.jp/
