6月にベルギーとの国境近く、中世にはフランドル伯領として栄えた、北フランス最大の産業都市「リール」へ行って来ました。
リール大学で短期間研修を受けている甥を訪ねて妹と「リール〜ゲント〜パリ」と旅行しました。
ツアーではないオリジナルの旅。
シャルル・ドゴール空港からTGVに乗って(約1時間)リールまで行きました。ツアーでなく妹と2人なので安全を考えて一等にしました。とても綺麗でゆったりとしてよかったです。
リールはプリュッセルにも近いのでベルギー文化の影響をうけています。
1994年に英仏海峡トンネルが完成し、ユーロスターが発着する街として一躍脚光を浴びました。ロンドンから2時間もかかりません。
リールにはリール=フランドル駅(写真)とリール=ヨーロップ駅の二つの駅があります。パリ発のTGVはヨーロップ駅に止まります。
駅の名前に「フランドル」とついているように11世紀にフランドルの伯爵が立てたお城が発達した街です。地の利のある街のため、様々な国の領土になったという歴史もあります。
2004年の「欧州文化都市」に選ばれて以来、芸術・文化面でも注目を集めている街です。シャルル・ド・ゴール大統領、ジュリアン・ディヴィヴィエ(映画監督)もリール出身です。旧株式取引所は、17世紀フランドル様式のリールで最も美しい建築物の一つです。
さらに5分位歩くとオペラ座、
左が商工会議所とランドマークの時計台。
高級ブランドが並ぶ通りもありました。
どのショップのウィンドーもセンス良く並べられていて感動します。
ジーンズのワンピースにチュールが付いていてバレエリーナの衣装のようです。
子供服の可愛いお店を見つけました。
La compagnie des Petits
色合いやデザインがとても可愛くて素敵でした。
お洒落はパリと思っていましたが
リールもとても素敵なお店がたくさんありました。
HEYPAUD
首に巻いているブルーのストールは旅行中のコーディネートにも重宝でした。
中世の趣のある石畳の道を歩くだけでとても楽しいのです。
あの有名店の発祥の地でもあります。
ここは、PAUL 発祥の地としても有名です。
ランチはここでバゲットサンドと甘いペストリーとコーヒーをいただきました。本場のPAULとても美味しかったです。世界遺産、市庁舎の鐘楼があります。
高さ104mあり物見台を兼ねています。
ベルギーとフランス両国合わせて56の鐘楼が登録されています。
リールを離れる前にリール市内の見所を約1時間15分で回る観光バスに乗りました。日本語のオーディオガイドあるのでお勧めです。
そしてここからベルギーのゲントに向かいました。
知らない土地の列車での移動はハラハラドキドキのこともありますね。
次回またお話をさせていただきます。
皆様素敵な夏休みにをお過ごしくださいね。