神奈川県の相模川のそば、厚木と茅ケ崎の間に位置する寒川神社に行ってまいりました。。
相模国一之宮と称され、霊験あらたかな神社。
日本で唯一、【八方除の守護神】として、たくさんの方々に信仰されています。
古くは朝廷、源頼朝、武田信玄、徳川家の信仰も受けていました。
1,500年以上の歴史ある神社です。
【八方除】とは、地相・家相・方位・日柄などから起こる
あらゆる災いを除く御祈願のこと。
現実の社会においては、方位や日柄による障りを
避けられないことが多々あります。
そのため厄年のみならず、住居新築・移転・旅行などに合わせ、
多くの参拝者が訪れる神社です。
JR相模線の宮山駅より徒歩5分。
相模線の乗り降りは、押しボタン方式。
のどかな雰囲気の道中です。
神様がお渡りになるという太鼓橋を渡り、
一礼して三の鳥居をくぐります。
社殿に向かい、真っすぐ続く参道。
お参りの前に、手水舎で清めます。
立派な狛犬に迎えられ、<神門>をくぐります。
新年には豪華で縁起の良い「迎春ねぶた」が掲げられ、参拝客を迎えてくれます。
いよいよご祈祷をお願いするため、<客殿>に向かいます。
ご祈祷の受付を済ませ、控室で待ちます。
控室には落雁とお茶がご用意されているので、ゆったりと待つことができます。
御祈願料を納めた後に渡される番号が呼ばれ、御本殿に向かいます。
お祓いを受ける前に、改めて清めます。
格衣(白い装束)を受けとり、身に着けている衣服の上に羽織ります。
気持ちがきりりとしてきます。
ご祈祷では、神主さんが名前を読み上げてくださいます。
しっかりと八方除をしていただけ、ありがたい気持ちでいっぱいになります。
授与品の中には「八方除御守」もあり、
私は日々携行しています。
お写真は、授与品の一部です。
<本殿>正面に戻ります。
お祓いをしていただくと、不思議なくらいスーッと心身ともにすっきりします。
その感覚は皆様も同様の様で、「寒川様には、定期的にお参りしたくなる」
と仰る知人がたくさんいらっしゃいます。
ご祈祷を受けると……
<神嶽山神苑(かんたけやましんえん)>に入苑することができます。
この神苑は、是非訪れて欲しい場所です。
※入苑はご祈祷を受けた方のみ
御本殿奥に位置する「神嶽山」の杜。
かつては神域で禁足地だった場所を8年かけて造成された地です。
古くより謂れのある「難波の小池」を中心とした神苑。
設計は、庭園デザイナーで有名な桝野俊明さん。
池泉回遊式の日本庭園が広がります。
茶店からの景色も絶景です。
神苑内の資料館。
とてもエネルギーの高いものが展示されていて、
思わず吸い寄せられてしまいました。
お祓いをしていただき、神苑を訪れた後の清々しさは格別でございます。
ご存じの通り、寒川神社は初詣の時期は大変な混雑ですが、訪れた日は混雑もなく、穏やかで清らかなお時間を過ごすことができました。
心から感謝。
「人生の節目に、寒川神社の八方除。
特別な御祈願を。」
八方除の映像に登場する文言です。
寒川神社は、節目の際はもちろんのこと、
何かを変えたいと思っている女史の皆様にもお薦めの場所でございます。
2017年も下期に入りました。
女史の皆様もお身体の調子を崩されることなく、
お幸せな夏の日々をお過ごしになられます様に。
寒川神社
境内・神嶽山神苑
3月上旬より12月上旬まで。
月曜日休苑(祝祭日除く)
9時から16時。
*HPをご参照の上、おでかけになることをお薦めいたします。