朝晩は過ごしやすくなりましたね。
歩くのも気持ちの良い季節が近づいて来ました♪
下半期の無病息災の願いを兼ねて、奈良県桜井市三輪にある、日本最古と言われている大神神社へお参りに行ってきました。
大神神社は古事記や日本書紀の神話の中で、三輪山の頂上にある磐座(いわくら)に大物主大神が鎮めらたことから始まったようです。なので、御神体は本殿を儲けずに、拝殿から山に向かって参拝します。
スピリチャルカウンセラーの江原啓之さんが、日本で5本の指に入るパワースポットとして紹介された事でも有名になりました。
神社への入り口は高さ32m程の大きな鳥居が見えてきます。
古くから草や木に至るまで神々が宿っているとされているだけあって、鳥居を抜けると清々と凛とした空気に包まれている気がします。鳥居を抜けると、一番初めに祓戸神社(はらえどじんじゃ)という小さな神社でまず始めに身を祓って清めます。
その隣には良縁を結ぶと言われる夫婦岩が。寄り添う岩には大物主大神(おおものぬしのおかみ)と人間の女性との恋物語があり、赤い糸をたどると三輪山にたどり着いたという伝説が残っています。
そして拝殿へ向かいます。
厳粛な雰囲気で佇んでいます。
丁寧に二礼二拍手一礼をして、日頃の感謝を伝えました。
拝殿の手前にたたずむは大きな杉の木(巳の神杉)には、神の化身である蛇が宿っているとされ、好物である卵やお酒がお供えしてあります。こちらの杉の木、一緒に写真を撮ると金運がアップするとかしないとか!
一緒に写真を撮るのは忘れてまったので残念。
そしてもう一つ、最大のパワースポットと呼ばれている狭井神社(さいじんじゃ)へ向かいます。
拝殿から徒歩約5分、こちらは病気平癒に御利益のある神社で、三輪山から湧き出る水の井戸があります。
御神水は万病に効くと言われ、全国からお水を汲みにくるほど。途中の道には製薬会社から寄贈された灯篭が並んでいました。
備え付けの殺菌済のコップで頂く事ができるので、喉を潤して身体がスッとするのを実感できます。
さて、ここで引き返して参拝を終えてもいいのですが、大神神社の御神体に佇んでいる鳥居には大きな特徴があります。
しかし拝殿からは見る事が出来ません。
更に歩いて檜原神社へと向かって行きました。
檜原神社は元伊勢と呼ばれ、伊勢神宮に祀られている天照大神を鎮座していたとされる神社です。
山の道を30分歩いてやっとたどり着いた檜原はこちら。
「三ツ鳥居」の様式になっていて、なぜこのような形になったのかわかりませんが、「日本最古の神社」の摂社だけに独特の様式が見られるようです。
こちらには拝殿がないので、なんとも言えない幻想的な光景が広がっています。
元伊勢と呼ばれる詳しい由来が書いてありました。
神代時代の名前は難しいのですが、日本の歴史はこの地から始まったのを実感することができます。
参拝を終え、桜井市三輪といえば「三輪そうめん」で有名。
歩いていたら、まだまだ汗ばむので、冷たい物が食べたくなりますよね。
二の鳥居(スタート地点)の手前のお店、「そうめん処 森正」で本場のそうめんを頂きました。
旧家を利用した店内はとても風情があり、落ち着いた雰囲気。
見た目も涼しげ。
そうめんは歯応えもあり、喉ごしもツルツル。
出汁がとても良いお味で、あっさりと頂きました。
柿の葉寿司も柿の葉の香りがほんのりとして、上品な味。
とても食べやすかったです。
御神体とされる三輪山は、登拝料を払って入山する事も出来ます。
かなり険しく、きちんとした服装と靴が必要なようです。
もう少し良い季節になったら、登山に挑戦してみようと思います。