日本一の木彫りのまち、【井波】に行ってまいりました。
富山県の南砺市にあります。
井波は、1390年、京都本願寺5代門主が瑞泉寺を建立したことに始まります。
以来、井波は瑞泉寺の門前町として栄えてきました。
北陸新幹線を利用。
富山でレンタカーを借りました。
ナビの精度が上がってから、見知らぬ土地での運転の不安材料が減り、
助かっています。
まずは、【茶ぼ~ず】に向かいます。
「その日分がなくなり次第、営業が終了してしまうので、気を付けて」
と伺っていた、おいしいお蕎麦のお店です。
人気店だけあって、常に満席。
到着時刻が12時半を回っていて少し待ちましたが、
お陰様で本日分に間に合いました!
古民家でゆったりとした雰囲気の中、
コシがあって香りのよいお蕎麦と、からりと揚がった天ぷらを
とてもおいしくいただきました。大満足♪
井波彫刻発祥の地、【瑞泉寺】にお参りに行きます。
山門正面の精緻な彫刻は、富山県指定有形文化財。
必見です。
緻密さが、本当に凄いんです。
山門の隅から隅まで施されている井波大工の力作に圧倒されます。
女史の皆様にも、是非とも全身で感じていただきたい素晴らしさです。
正面の「波に龍」は、前川三四郎さんの作。
山門が類焼に及んだとき、水を吐いて火炎を防いだという言い伝えがあるほど
力強さを感じる龍です。
一方、山門近くに置いてある世界一長い木製の椅子。
龍モチーフで、茶目っ気たっぷり。
本堂にある立て看板すべてが木彫りなところも、
彫刻のまち「井波」ならでは。
瑞泉寺は、見どころ満載。
井波彫刻の素晴らしさを存分に堪能できる場所です。
井波は、佇まいも彫刻のまちらしさに溢れています。これは排水溝。
木彫りの魅力を体感できる道の駅【いなみ木彫りの里】に行きます。
匠工房では、匠の技を間近で見学することができます。
作業中の作家さんとお話をしながら、
「どんぐり」のチャームを記念に購入しました。
創遊館では、木彫刻を体験することもできます。
さらに奥に進むと、【井波彫刻総合会館】があります。
まず、入口正面の龍と右手にある大きなお雛様に圧倒されます。
(圧倒され通しです・笑)
建物の案内板も素晴らしい。
そして、欄間【十二支の図】も素晴らしい。
(素晴らしいの連発です・笑)
井波を訪れ、改めて日本の伝統技術の素晴らしさに深く感動し、
魅了されています。
ひと彫りひと彫り丁寧に思いを込めて作られたすべての作品が、
とても愛おしく感じられました。
そして、同じ日本人として、
ちょっと誇らしい気分になっている私でございます。
日ごと秋色濃くなってまいります。
女史の皆様、お身体お大切に、実り多き日々をお過ごしになられます様に。
井波観光案内所