標高約1,000メートルの軽井沢。
避暑地・別荘地として有名ですが、紅葉が美しい事でも知られています。
10月の連休に、紅葉の状況がどうなっているか偵察に行ってきました。
軽井沢の紅葉は例年9月下旬から10月下旬がみごろとされています。
10月連休時には、まだまだ紅葉序盤戦。ピークにはあと少しといったところでした。
軽井沢で一番美しい紅葉が見られる場所といえば、軽井沢駅から歩いて20分ほどの場所にある「雲場池」です。この池は近くにあるホテル鹿ノ島の森敷地内にある湧き水を源とする雲場川をせき止めて作られたもので、池の周りにはカラマツやもみの木、紅葉などが美しく配置されています。一周約20分の遊歩道となっているため、散策を楽しむことができるのも人気のひとつです。
写真は紅葉ピーク時の雲場池の様子です。(2015年10月撮影)
雲場池の紅葉はなぜ美しいといわれているのでしょうか。
それは紅葉した木々が池への写りこみ、池がまるで燃え上がるように真っ赤になるからでしょう。
特に朝日が差し込む時間は池がきらきらと輝きを増し、一番美しいと思います。
そのシャッターチャンスを逃すまいと、池の周りにはカメラマンでいっぱいにもなります。
天候気温の変化で紅葉の進み具合も変ってきますが、私の予想ですとピークは10月25日過ぎになるかな~と思います。
東京から新幹線で1時間ちょっとですので、紅葉のピークにあわせて軽井沢に紅葉狩りにいらしてみてください。
自然の中の紅葉にはちょっと早かったので、お皿の上での紅葉を楽しもうとホテルブレストンコートのスイーツコースに伺いました。
今回は木曽の「丸嘉小坂漆器店」が開発した漆工芸技術によって生まれた「漆硝子」とのコラボレーション。
漆硝子は漆の艶やかさと硝子の透明感をあわせもつ素敵な器。
光を受けてきらきらと輝き、信州の食材をメインとしたスイーツたちをやさしく包みこみます。
スイーツは温かいもの、冷たいもの、ふわふわの食感、食材の新鮮な組み合わせなど全六皿で秋の食材を使ったスイーツを堪能することができました。
漆硝子の柄を生かした美しい盛り付けのメインデザートは圧巻!
紅葉は栗のペーストで作られていて、その繊細さに驚きます。
さくっと焼かれた木の葉型のパイにりんごのソテー、干しぶどうのアクセント。
お口の中で極上のアップルパイになるのです。
あ~なんとういう幸せな時間でしょうか。
この日は軽井沢も気温が上がったので、テラスで楽しませていただきました。
こちらのスイーツを目的に、軽井沢を訪れる方もいらっしゃるほどの価値あるスイーツコース。紅葉狩りの途中で立ち寄られてはいかがでしょう。
軽井沢で素敵な時間をお過ごしください。
星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート
https://www.blestoncourt.com/