この度、「ミシュラン・グリーンガイド富山ＷＥＢ版」にて、2つ星の評価を受けた、魅力あふれる建物です。
外観のキラキラ感は、富山名物のガラスとアルミと御影石とが
様々な角度で光を反射して生まれています。
まるで、立山の氷の岩脈のよう。
現・歌舞伎座や新しい国立競技場の設計でも高名な
隈研吾さんの設計。
「建物を見るだけでも価値がありますよ」
と、富山の方から伺っていた通り。
足を踏み入れた瞬間、素敵な空間にすっかり魅了されます。
6階建ての建物は、珍しい斜めの吹き抜けになっています。
エスカレーターを使用すると、いろいろな角度から楽しむことができます。
建物内には、富山市立図書館も。
大好きな本と富山杉と和紙のコラボレート空間です。
素敵過ぎる空間が日常になっている富山市民の方が羨ましいです。
富山は30年にわたり「ガラスの街づくり」として、
ガラス作家さんの人材育成等、多角的にガラスに取り組んでいます。
ミュージアムショップでも、作家さんの作品が展示販売されています。
小島有香子さんの作品が気に入って、ネックレスを購入しました。
目下、愛用中です。
事前にサイトから予約していた富岩水上ラインに乗るために、
富岩運河環水公園に向かいます。
公園のシンボルとなっている【天文橋】
両端は展望塔となっていて、公園全体が一望できます。
立山連峰の眺めも最高です。
橋のすぐそばに【世界一美しいスターバックス】があります。
「大人気店で、いつも開店前から並んでいますよ。」
と伺ったので、遠景を楽しむことにしました。
＊橋の横に小さく写っているのが、スタバです。
富岩水上ラインは、環水公園から中島閘門（こうもん）を通り、
岩瀬を結ぶ運河クルーズです。
環水公園から岩瀬まで片道60分。
戻りは、ライトレール（路面電車）片道乗車券付きの
Ａコースを利用しました。
クルーズでは、同乗のガイドさんが
運河の歴史や船から見える景観を説明してくれます。
船から眺める景色は緑が多く、たくさんの鳥たちにも会え、
ゆったりとしたお時間を楽しめます。
クルーズ最大の見どころは、中島閘門。
昭和の土木構造物として全国初の国指定重要文化財です。
高低差２，５ｍの「水のエレベーター」を体験できるのは、
日本ではここだけです。
閘門を抜け富山湾に出ると、水の流れや風景が変わるのも一興。
終点の岩瀬に着きます。
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岩瀬地区は、江戸から明治にかけて北前船交易で栄えた港町。
岩瀬大町通りは、何とも趣のある街並みです。
家屋には、「簾虫籠（すむしこ）」と呼ばれる
竹のすだれでできた特徴のある出格子（でごうし）が残っています。
外から中は見えないのですが、室内からは外の様子が見えるんです！
お写真の「森家」も国の重要文化財に指定されています。
バリアフリー優秀大賞など11もの賞を受賞している
路面電車ライトレール【ポートラム】に乗って、
富山駅北に戻ります。
新幹線高架下の【きときと市場 とやマルシェ】で
「豪華白えび丼」を購入して、かがやきに乗車。
富山の余韻に浸りながら東京までの旅を楽しみました。
キラキラの気分になれる【富山ガラス美術館】
水上からの眺めと路面電車、レトロな街並みを楽しめる富山市内。
おいしいお魚。
そして、彫刻のまち・井波。
すっかり富山のファンになっている私でございます。
深まる秋。
女史の皆様もお身体お大切に、
素敵なお時間をお過ごしになられます様に。
富山市ガラス美術館
富山県富岩運河環水公園
富岩水上ライン
＊運行期間があります。
平成29年は、3月25日（土）～11月23日（木・祝）
北前船廻船問屋森家
http://www.city.toyama.toyama.jp/other/shisetsuannai/morike.html
