気がつくとここ数年秋にグアムを訪れています。
今年は遅い夏休み?ふっと仕事が一段落ついたので、どこか日常を忘れられるところ・・・と思い2泊3日でグアムに。
わずか3時間半で到着する常夏の島。特に私たち世代は、海外旅行初心者や子ども連れの家族の旅行先、免税ショッピングというイメージが強いですが、今や自然を活かしたモダンなホテルが多く、大人が楽しめるリゾートとしての一面があるデスティネーションです。
南の島というと沖縄という選択肢もありますが、日本語を耳にしない場所の方がより非日常感があるので海外。しかも今年は日本グアム就航50周年で、エアーもホテルもかなりお得なキャンペーンをみつけたので、迷わずグアムに行くことにしました。
思い立ったら吉日の、週末を使った2泊3日のひとり旅。
ホテルでも街場でもグアムの方々はフレンドリーで治安もよいので、ひとりでも楽しく過ごせます。
宿泊は、ホテルニッコーグアム。外資系ホテルに宿泊する事が多いのですが、最近かなり素敵にリノベーションされたときき選びました。全室から海が全面見えるオーシャンフロントなのも大きなポイントです。
短期のリフレッシュ旅行なので、少し奮発しオーシャンフロント プレミアスイートに。
アクアブルーとマホガニーを基調に籐やシルク素材をあしらった洗練された南国のイメージでまとめられています。デザインは日本で行っているそうで、日本人にしっくりとくる色使いで、居心地満点。くの字型のバルコニーに囲まれ、タモンビーチから沖合まで海のパノラマが眼下に広がります。DFSギャレリアやブランドショップが立ち並ぶ中心街から徒歩10分程度の便利な立地ですが、部屋からの景色は、街の喧騒とは無縁の、スローライフを感じさせるものでした。
リゾート地では朝陽、夕陽の鑑賞も楽しみの一つ。こちらの部屋からの夕陽もみごと。空がオレンジ色に染まりだすと瞬く間に終わってしまうスペクタクルを、誰にも邪魔されず特等席で見物している気分です。
タモンビーチサイドに目を向けると、ビーチ沿いに並ぶホテルのライティングが水面にキラキラ輝く夜景、昼間はブルーのグラデーションの上を走る白い波。バルコニーのチェアに座り、時間と共に変化していく海を一望できる贅沢は何ものにも代えられません。心が穏やかになり肩の力が抜けていきます。
今までリゾートと言えば、ヴィラに泊まり同じ高さで海を眺めることが多かったですが、今回は俯瞰で見物。サンゴ礁の影や海底の高低による色の深みの違いや波が生まれて大きくなっていく様子に目を見張りました。好きなだけ海を眺めていられるのもひとり旅ならではの醍醐味でしょうか。
プレミアルーム、スィートルームに宿泊するとプレミアムラウンジにフリーパス。朝7時から夜9時までほぼ終日使え、ホテル滞在型の休暇には便利です。夕食前のカクテルタイムに、滞在中に仲良くなった女子のグループと情報交換。気ままなひとり旅ですが、たまには誰かと話したくなります。そんな時、同じホテルの宿泊者同士なら安心してコミュニケーションがはかれますね。
フルーツ、ハム、チーズ、スナック類やワインをゆっくりと楽しんだあとは、チャモロ文化にふれるディナータイムです。
後編では、グアムならではのグルメ情報を紹介します。