こんな経験ありませんか? 入念にメイクをして、頑張っておしゃれをして今日はおでかけ。でも、待ち合わせ場所に着くと、お友達に「大丈夫? 疲れてない?」と言われてしまった!? 自分は元気なつもりなのに、なぜ、そう思われてしまったのでしょう。
国際的なミスコンテストで、立ち居振る舞いやスピーチなどの印象指導を行っていたイメージコンサルタントの山川碧子(やまかわみどり)さんに、「くたびれて見えてしまう理由」を教えていただきました。
やまかわ みどり/国際イメージコンサルタント
1968年生まれ。プライムイメージ代表。2014年~16年まで国際的なミスコンテスト東京代表の印象戦略を担当。また、ビジネスパーソンに向け外見戦略、立ち居振る舞いなどのコンサルティングやセミナーを実施。著著に『4分5秒で話は決まる~ビジネス成功のための印象戦略~』(朝日新書/朝日新聞出版)がある。
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人間は視覚から情報の8割以上得ると言われているので、外見から得る印象はとても大きいのです。くたびれて見えないために、見た目はとても重要。第一印象がぐんとよくなるポイントを3つご紹介しましょう。
■もっとも印象を左右するのは「姿勢」
華やかなミスコンテストの舞台に立つ女性たちであっても、最初はみなさん自信なさげ。それは明らかに姿勢に表れます。とくに、誰も見ていない時やちょっと油断した瞬間に、とたんに猫背になったり姿勢のバランスが崩れた姿は人に見られています。それは、普段の私たちも同じこと。姿勢が悪いと、疲れて老け込んだ印象を与えてしまいます。
意識すべきは『十字』。
縦軸と横軸を意識して、両肩を水平に、頭頂部と尾てい骨を真っすぐにします。この『十字』をキープするだけで若々しく見え、凛とした印象に。あごを引いて、腰は反りすぎないように。姿勢が与える印象の良し悪しは想像以上に大きいので、普段からこの十字を意識しておきましょう。
次に、意外な「あの部分」!
■余裕の有無が如実に表れる「手の動き」
姿勢の次に、意外と見られているのが手の動き。自分では気づいていないかもしれませんが、慌てているときや何かに追われているとき、手はかなりスピーディーに動いています。それは、「余裕がない人」「生活に追われている人」という印象を与えてしまいます。物を落としたり、グラスに手がぶつかったりもしますよね。これでは見ている方も落ち着きません。
逆に、ゆっくり動く手は優雅に見え、生活や心の余裕を感じさせて、相手にも「安心感がある人」という印象を与えられます。手の動きは、生活パターンが透けて見えてしまうポイントなのです。できるだけゆっくり動かすように意識してみましょう。
■丁寧な生き方は細部に出る。「生え際」は要注意!
人の目というのは、無意識のうちに相手の細部をキャッチしています。爪の手入れ、靴の汚れ、服のシワ……。なかでも、この世代で見られがちなのが、白髪が目立ちがちな「生え際」。白髪は年齢とともに増えてくるものなので、それ自体は問題ではありませんが、「人と会うときに細部まで気を配っているか」。これが「生え際」という場所に表れてしまいます。
人と会うときには、自分の中で満足するレベルで出かけたいですね。何か気になることがあると、自信がなくなっていつもの自分らしさが出せなくなってしまうのです。例えば、遠目に知り合いを見つけても「今日は声をかけないでおこう」と思ったり。せっかくの機会に尻込みしてしまうのはもったいない! 鏡の前で自分にOKを出してから出かけるようにしたいですね。
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撮影/山田英博 ヘアメイク/渡辺みゆき 取材・文/島田ゆかり