前回ヴェネツィアの旅をご紹介しましたが
ミラノはやはりお洒落で素敵な街でした。
ミラノのシンボルであるドウオーモ。イタリアで最大のゴシック建築教会。
ミラノ公国の領主だったジャン・ガレッアツオ・ヴィスコンティ飲命により、聖母マリアに捧げるために建設されました。
500年の年月を経て1887年に完成しました。
内部には堂々とした柱があり大きなアーチが幾十にも重なって厳かな雰囲気です。
人気なので教会に入るのに並びます。内部見学をするのには入り口でセキュリティチェックとノースリーブ、ミニスカートなどは入場不可です。丁度ミサが行なわれていてとても荘厳で素敵でした。
屋上テラスに上がるのにまた並びました。
天にそびえる135本の尖塔と柱や壁を飾っている表情の異なる3500体の彫像があります。
中央の尖塔の中央に祀られている「黄金のマリア(マンドニーナ)市民にとって象徴的な存在の愛の女神で、この像ミラノ再訪を祈るという言い伝えたえがあります。
もちろん私も祈りました。
屋上はお天気で見晴らしがとてもよく並んだ甲斐がありました。
マンドニーナの尖塔がより近く見える場所。アラン・ドロン主演映画「若者のすべて」のワンシーンにも登場しました。
そこからガレリア・ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世
〜ドウオーモ広場からスカラ座に抜けるショッピングアーケードです。
鉄の枠組みとガラスドーム屋根、精緻な装飾、床のモザイク画の素晴しさに感動しました。
一流ブランドや歴史ある高級カフェが並ぶウ様子から「ミラノの応接間」とも呼ばれています。
歩いているだけでもウキウキします。
丁度9頭身の素敵なモデルさんが歩いて撮影していました。
時にはファッションショーが開かれるそうです。
観てみたいです。
これがプラダ本店です。
アーケード内ノ交差点部分にある雄牛のモザイク
この雄牛の局部に片足の踵を乗せて3回廻ると願いが叶うというジンクスを紹介したテレビを観てやってみました。
踵を乗せる部分は完全に窪んだ状態でした。
中央のフレスコ画も有名で、ミラノから見た東西南北、アメリカ、アジア、アフリカ、北ヨーロッパが描かれています。
大好きなオペラ(前回のブログ)でフェニーチェ歌劇場を紹介しましたが憧れのミラノスカラ座(1778年建立)、夏休みで公演が行なわれていなくて残念でした。スカラ座のシーズンは伝統的に12月7日の聖アンブロジウスの日(ミラノの守護聖人)から始まります。この日の上演はすぐ近くのガレリア内のモニターを通じて生中継されるそうです。思いっきりお洒落したセレブリティを想像するとワクワクします。次回は日本から予約してオペラを見たいと思います。
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それから映画『ダヴィンチコード』でも取り上げられた「最後の晩餐」は見逃せません。
サンタ・マリア・デッレ・グラツイエ教会に付属するドメニコは修道院の食堂に描かれている大画面の壁画。レオダルド・ダ・ヴィン
チが描いた唯一の壁画として、またその芸術的表現、当時の革新的技法などで注目される作品です。人気なので予約が必要です。ミラノに着いてからインターネットでしました。
こちらはスフォルツア城博物館。
ルネッサンスの時代にミラノを治めたヴィスコンティ家とスフォルツア家の居城兼城塞。赤いレンガと周囲の緑のコントラストも美しいです。
内部には美術・博物館がおかれ、ミケランジェロの晩年の傑作「ロンダニーニのピエタ」をはじめ、数多い収蔵品が展示されています。
見る角度によって解釈が異なります。
人間のために罪を背負いきれないイエスを天に引き上げるマリア。
悲しみのマリアを慰撫し背負うイエス。苦悩と悲しみに溢れていました。
正解はないので是非ご自分の目でご覧になってみてくださいね。
ミラノはファッションの街でもあってどこを歩いていてもお洒落なお店、そしてファッショナブルな紳士にマダム達が目立ちます。
男性の素敵なお店がたくさんありました。頭のてっぺんからつま先まで隙のなく、清潔感を大切にしているのだと感じました。
お土産にもリーズナブルないいものが買えました。womo
大好きなイタリアのブランドMaxMaraでショッピングを楽しみました。
食事もどこでも美味いくて感動しました。
もう一度訪れたい街の一つです。
Duomo di Milano
https://www.duomomilano.it/en
スフォルツア城
https://www.milanocastello.it
WOMO
https://store.womostore.com/