はじめまして。今回からおでかけ女史組新メンバーとなりました、けいとりんです。よろしくお願いいたします。
世代の違う友人ごとに、それぞれの呼び名がありまして、ペンネームはそれらを混ぜて「けいとりん」に。おさまりが良く、異国の人みたいで気に入ってます。
私の初回は2月の連休・11日の、友人とお買い物へおでかけした日をご紹介します。お目当てのものを求めて、お隣の仙北市、みちのくの小京都・角館へ行ってきました。
まずは地主、醸造元、商家として、300年の歴史を誇る安藤醸造さん本店の煉瓦蔵へ。
角館には、代々大切に受け継がれてきた享保雛や古今雛、 押絵雛や土人形のお雛様が数多く残されており、毎年全町内でそれらのお雛様を展示する、「雛めぐり」というイベントがあります。今年は2月17日(土)~3月11日(日)まで。それに先立ち、安藤醸造さんではたくさんのお雛様が飾られていました。
開放された蔵に豪華に並ぶお雛様を見学し、美しい細工と重厚感ある扉の蔵座敷で、安藤醸造の大奥様から、明治15年の角館の大火、その後の煉瓦蔵の再建、白岩という地区の、白岩焼きで造られた煉瓦や、鶯張りのお座敷廊下のお話しなどを聞かせてもらいました。
鶯張りは、あまりに鳴るので大奥様の代で張り替え、鳴らないようにしたそうです。そんなちょっとした笑い話しもあり、大変楽しい興味深いお話しを聞いたあとは、試食と試飲!
「寒こうじ」を使ったお漬物は、ほんのり甘くあっさりとして私好み!地元の大豆とあきたこまちで仕上げた「家伝つぶみそ」の味噌スープは、麹の旨味が感じられる上品な味。
そしてお目当ての、甘すぎず辛すぎず柔らかい口あたりのそばつゆを購入。他に、私の父が好きな、味噌を使ったごまだれと、水と麹だけで作ったノンアルコールで優しい甘さ、懐かしい味のするあまざけを購入してきました。
安藤醸造さんのあとは、武家屋敷通りを抜けて和菓子の後藤福進堂さんへ。
後藤福進堂さんでは、私が世の中で1番美味しいと思っている最中、「円窓(まるまど)もなか」を、 いつものように3種類購入。こちらの最中は甘さ控えめの餡がとにかく美味しい。そして皮がパリッとしていて口の中にくっつかないんです。つい、2個目に手が出てしまう大好きな最中です。
こちらでは、4月から5月連休あたりまでのお花見時期限定で、「福桜」という道明寺の桜餅が販売されるんですが、なんと今年はもう販売開始しているとのこと!
毎日のように、早く行かないと売り切れるという人気の福桜、後日さっそく午前中に行って購入してきました。桜の葉が無くなると販売は終わるらしいです。今年も変わらず美味しい!
金柑饅頭というのも人気で売り切れになるらしく、次回のお目当てはそれだ!と思いました(笑)
最後は角館駅前の唐土庵(もろこしあん)いさみやさんへ。
ここではあずきを炒って作る”もろこし”という、秋田ならではの和菓子を購入できます。もろこしは甘さを抑え、あずきの風味を生かして焼き上げる、昔からあるお菓子。地元でもろこしといえば、いさみやさん。お土産にも喜ばれます。嬉しい試食とお茶のサービスもあります。
生もろこし、うす焼、チョコレートがけ、もろこしクッキーなど、種類もたくさん。口の中でほろりととける、甘く品の良い秋田のお菓子、ぜひ1度お試しあれ!
福進堂さんの最中と福桜の他に購入した商品は、こちらでした↓↓