母が日常的に珈琲を飲んでいた影響で、小学生の頃からお茶代わりにブラックコーヒーを飲んでいた私は、現在もかなりの珈琲好きです。寿司でもエビチリでも珈琲を飲まないと食事を終わりに出来ない体質になってしまいました。
そんな私ですが、どれだけコーヒーに詳しいのかと聞かれると全く詳しくなく、そろそろ大人として「美味しいコーヒー」とはどういうものかなのかを知らなくては恥ずかしい。
最近よく耳にする「スペシャリティコーヒー」とはどんなものなのか。
その道の、スペシャリストに学びたい!
ということで、今回教えていただいたのは
千葉県、東金駅の真ん前にあるスペシャリティコーヒーを扱う
「DECO自家焙煎珈琲」の大森さん
エチオピアまで足を運び、数々の賞も取られ、珈琲への愛情とこだわりが半端ない。まさに職人!
ということで
本当に美味しい珈琲を学ぶためだけのために、DECOさんに行きたくて、横浜から東金市まで行ってまいりました。
スペシャリティコーヒーとは、ひとことで言うと
「高品質で個性的で味わいのあるコーヒー」
大変な審査があってなんと、コーヒー全体のわずか10パーセントしか名乗ることの出来ないコーヒーのことを言うのです!
ということを教えていただきました(笑)
まさにコーヒー界の超エリート達!
高価な豆=スペシャリティでは無いんですね。
まずは、これからスペシャリティコーヒーとなる、生のコーヒー豆を見せていただきました。
生の豆つて青臭くて、コーヒーの香りは全くしないんですね。あの豊潤な香りになるとは信じられない。
ん・・・
何やらカウンターの奥でいい香りがする…
除いてみるとコーヒー抽出の真っ最中でした。
そこで、ちょっと疑問に思ったので聞いてみました。
みなさん気づきましたか?
コーヒーフィルター使ってないんです。
実はコーヒーには油分があって、布や紙でドリップしてしまうと、油分も一緒に濾されてしまうんだそうです。なのでプレスして抽出。そうすることで、豆の持つ本来の甘さや香り美味しさを味わうことが出来るそうです。
勉強になります。
ジャジャーン
一列に並んだ見事なスペシャリティコーヒー達!
一種類ずつ、産地と風味の説明を受けながら順番に試飲させていただきました。
私に、味の違いが分かるのが、不安だったのですが順番に試飲していくと、分かるんです。
フルーティな味わいのコーヒーや、コクがあって甘味のあるコーヒ。
確かにそれぞれが、ちゃんと個性を持ってます。
普段ついつい、深煎りに走りがちだった私ですが、豆の種類や焙煎の方法でこんなに色々楽しめるんだと、目からウロコでした。
私の為にこんなに入れてくれたのかと感動していたら・・・
こちらでは、毎日出来立てのスペシャリティコーヒーを並べて試飲出来るようにしてくれているんだそうです(笑)
そして、こんなに美味しいコーヒー、ネット販売してないのかと伺ったら、
「コーヒーは生鮮食品なんで、鮮度の良いものを提供し、鮮度の良いうちに楽しんでいただきたいので、基本は地元で…」と、まさに職人。
だからこそ、横浜から東金まできたのですが(笑)
試飲させていただくと「生鮮食品」と大森さんが言っていた理由がわかります。
せっかく来たので、スペシャリティコーヒーをみんなにお土産に
新鮮なうちに飲んでもらおう。
パッケージかわいいっっ!
千葉に旅行に来られることがあったら、ぜひスペシャリティコーヒーを試飲して自分だけのスペシャリティコーヒーを見つけてみてください。
自分のお気に入りのコーヒーがあるってカッコいいですよね。
ちなみに、DECOさんのコーヒーは市内のカフェで飲めるお店もあるそうです。
DECO自家焙煎珈琲